金 4,751円 (+40)

プラチナ 4,540円 (+33)

12月12日、ニューヨーク市場の金相場は反発した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で、米失業率が6.5%に下がるまでは実質ゼロ金利を続けると、前例のない表明したことで、インフレヘッジ手段としての金の魅力が上がった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月2月切りは8.30ドル(0.5%)高の1717.90で引けた。金現物は3.84ドル(0.2%)高の1713.69ドル。FRB当局者が来年の景気とインフレの見通しを下方修正したことも支援材料となった。FRBは、近く期限を迎えるツイスト・オペの代替として、月450億ドルの国債購入を、9月に始めた月400億ドルの住宅ローン担保債券(MBS)に加えて行うことも発表した。アナリストらは、これらの施策は、FRBが金融緩和による景気刺激策を続けることを示唆しているため、金の強気材料だとしている。メルク・ファンドの最高投資責任者、アレックス・メルク氏は「FRBがますます雇用に焦点を合わせ、インフレへの焦点の度合いが減っていることを十分理解するには、少し時間がかかる」と述べた。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。円の引き緩みを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後も、ニューヨーク金時間外高を眺め、値位置を切り上げた。銀は同10銭安~30銭高と小幅まちまち。白金は同50~54円高。NY高と金先物の上昇を眺め、売方の手じまいが優勢だった。パラジウムは出合いのなかった期中2限月を除き、同7~27円安。