金 4,709円 (+12)

プラチナ 4,468円 (+23)

12月10日、ニューヨーク市場の金相場は3営業日続伸して引けた。米国の「財政の崖」問題をめぐる与野党協議の行方に対する先行き不透明や、米連邦準備制度理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で新たな景気刺激策を公表するのではないかとの期待感が背景。また、イタリアのモンティ首相が2013年予算が承認されれば辞任すると表明したことで、欧州への不安が増し、安全な逃避先として金が選好された。金現物は、0.4%高の1オンス=1711.40ドル。11月の米雇用統計が予想を上回ったことを映して7日に付けた1カ月ぶり安値からは回復した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の2月きりは、8.90ドル(0.5%)高の1714.40ドル。出来高は低調で、ロイターの暫定データによると30日間平均を55%下回る水準。著名投資家のジョン・ポールソン氏が7日、顧客に対し、金相場の軟化がポートフォリオの重しになり、11月のリターンはまちまちだったと報告したことはほとんど材料視されなかった。東京貴金属の金相場は続伸。前週末のニューヨーク金の上昇を受け、買い戻し先行で始まり、その後は決め手材料難とあって、もみ合いが続いた。銀は海外高を映し、同20~70銭高と小じっかり。4月きりは出合いがなかった。白金は続伸し、同30~39円高。NY高や金先物の上伸を背景に、売方の手じまいが入り、高寄りした。その後も堅調に推移したが、午後に入ると戻り売りが出て伸び悩んだ。パラジウムは同11~24円高で大引けた。