金 4,710円 (-17)

プラチナ 4,418円 (-11)

12月3日、ニューヨーク市場の金相場は、ドルの軟化を受けて反発した。ただ投資家らは、「財政の崖」回避に向けた米国での予算協議の結果待ちで、依然、慎重姿勢を崩していない。アナリストらは、世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高が過去最高を更新したことは強い投資需要を示し、インドの購入量の増加も金相場を下支えするとみている。金現物は、1.82ドル(0.1%)高の1オンス=1716.71ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、8.40ドル(0.5%)高の1721.10ドルで引けた。金は狭いレンジでの取引となった。11月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が、1年以上ぶりに好不況の節目となる50を上回った。一方、米ISM製造業景況指数は、市場予想に反し3年以上ぶりの低水準に下落。これを嫌気してドルは軟化した。RBCキャピタル・マーケッツのゲロ副社長は、「新限月と新たなポジションが金相場を支援している。中国PMIの改善と、先週水曜日(11月28日)の大量の売りを受けた安値拾いの買いが出ている」と述べた。金は11月28日、12月きりから2月きりへの乗り換えや、財政危機から米国が再び景気後退に陥るとの懸念のため、1.3%安となっていた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約50%下回った。12月きりから2月きりへの乗り換えはほぼ終了している。東京貴金属の金相場は反落。先週末11月30日のニューヨーク金先物相場の下落を受け、手じまい売り先行で始まった。NY時間外の上昇を眺め、下げ幅を縮める場面もあったが、その後同時間外が伸び悩んだことから、戻りも限定的だった。銀もNY安を映し、反落。終値は同1円60銭~2円安。期中2限月は取引が成立しなかった。白金は3営業日ぶりに反落。NY安と金先物安を背景とした売りに押され、同20~34円安で大引けた。パラジウムも同5~25円安と3営業日ぶりに反落。