金 4,727円 (-2)

プラチナ 4,429円 (-7)

11月30日、ニューヨーク市場の金相場は反落。月間ベースでは2カ月続落となった。米国で年明けに減税措置の終了と歳出削減が重なる「財政の崖」への懸念や、月末の利益確定のための売りが背景。金現物は13.49ドル(0.8%)安の1711.30ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、16.30ドル(0.9%)安の1710.90ドルで引けた。金の売りは、米共和党のベイナー下院議長が、財政の崖回避に向けた共和党議員らとオバマ大統領の予算交渉がこう着していると発言したことを受け、加速した。インテグレーティッド・ブローカレッジ・サービシズLLCの貴金属トレーダー責任者、フランク・マクギー氏は、「財政の崖に関連の税率上昇を見越した産業界の売りがまだかなりある」と指摘した。現物需要は強い。11月のアメリカンイーグル金貨の月間販売量は、財政の崖をめぐる不透明感や大統領選を受けた安全投資志向のため、14年ぶり高水準となる見込み。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反発。29日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買い先行で始まった。その後も為替相場が円安・ドル高に振れたのを眺めて買いが増加し、水準を切り上げた。銀もNY高を映し、3日ぶりに反発。終値は同1円50銭~2円30銭高。白金は続伸。同41~52円高で大引けた。NY高や金先物高を背景とした買いが入り、終日堅調だった。パラジウムも同47~64円高と続伸。