金 4,704円 (+35)

プラチナ 4,295円 (+36)

11月19日、ニューヨーク市場の19日の金相場は1%超反発して終了した。米国の「財政の崖」回避に向けた与野党幹部らの協議について楽観が広がったほか、ギリシャが追加融資を受けることへの期待感を受けた対ユーロでのドル安で、株式や他の商品と同様、金の買いが加速した。この日の上昇で世界的な景気後退への懸念による先週の下げ幅を回復した。また、良好な10月の米中古住宅販売統計は米経済の明るい見通しを示した。ただ、トレーダーらは金融引き締めを正当化するほど経済は改善していないとしている。メルク・ファンズのアクセル・メルク最高投資責任者(CIO)は「経済の改善は始まったばかりで、金融緩和政策はまだ維持されるだろう」と述べた。金現物は18.82ドル(1.1%)高の1ドル=1732.31ドル。また、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスによる紛争激化にも下支えされている。アナリストらは地政学的な緊張による安全な逃避先を探す動きや原油相場高は、金を確実に有利にしていると述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の12月きりは、19.70ドル(1.1%)高の1734.40ドルで引けた。東京貴金属の金相場は反発。ニューヨーク金先物相場高や円の引き緩みを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、円安・ドル高は一服したが、NY時間外の一段高を眺め、高値圏でもみ合った。