金 4,603円 (+20)

プラチナ 4,119円 (-12)

11月8日、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、一時は約3週間ぶりの高値を付けた。オバマ米大統領の再選が決まったことで、投資家が引き続き米金融緩和政策を見込んだ買いを入れたことが背景。イランの軍用機が1日に米軍の無人攻撃機「プレデター」に発砲したと米国防総省がこの日発表したことも金相場を押し上げた。この発表を受けて相場は午後の取引で上げ幅を拡大し、一時は1オンス=1734ドルと、10月19日以来の高値を付けた。この件で直ちに大きな問題が生じるわけではなさそうだったが、それでも安全資産を求める買いが金相場を高値水準に保った。当局によると、1週間前の出来事であり、プレデターは被弾を免れたという。ニューヨークを拠点とするブローカーは「米国防総省の発表を受けて、何かがはじけた」と表現した。イラン軍機による米無人機攻撃が発表されるまでは、オバマ民主党政権の2期目が決まったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和政策が延長されるとの見方が、銅相場に引き続き上向きの勢いをもたらした。ドル高が金相場の上昇圧力を相殺したが、米国で来年初めにかけて減税失効と自動的な歳出削減措置が重なる「財政の崖」問題への懸念が、金相場を支援した。東京貴金属の金相場は3日ぶり反落。ニューヨーク相場が為替のドル高・ユーロ安を背景に下落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。その後は同時間外相場に追随してもみ合い、日中始値を若干上回って終了した。