金 4,583円 (-1)

プラチナ 4,131円 (-40)

11月7日、ニューヨーク市場の金相場は、株価や原油相場の下落を受けて、現物が上げ幅を縮小した。オバマ米大統領の再選が決まり、大型減税の失効と歳出削減が年末ごろに重なる米国の「財政の崖」問題に、投資家の関心が移ったことが背景。金相場は一時は1%近く上伸。オバマ氏の再選が、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和政策の継続につながるとの観測が強まったことが背景。しかし、米株価の大幅下落で、経済を強く圧迫する可能性がある「財政の崖」問題への懸念が強まった。ダブルライン・キャピタルLPの商品ポートフォリオマネジャー、ジェフリー・シャーマン氏は「オバマ大統領の再選で、注目が再び『財政の崖』に戻ることになる。米政策の不透明さは金相場をどちらの方向にも動かしかねない」と語った。ロイター通信の暫定データによると、出来高は27万枚と、250日平均を53%上回り、約2カ月ぶりの高水準で取引を終えそうな見通し。経済への懸念を背景とした、他の市場における強い売り圧力が、金相場に打撃を与えた。米S&P500株価指数は2%超下落し、2カ月超ぶりに1400ポイントを割り込んだ。米原油先物相場は4%を超える大幅下落となった。東京貴金属の金相場は大幅続伸。6日のニューヨーク金先物相場の急伸を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は上げ一服となる場面もあったが、オバマ米大統領の再選が確実となり、金融緩和政策の継続が見込まれることから、午後に一段高となった。