金 4,584円 (+66)

プラチナ 4,171円 (+19)

11月6日、ニューヨーク市場の金相場は2%近い大幅な上昇となった。米大統領選で現職のオバマ氏が再選されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策を続けると見込んだトレーダーらが買いを入れた。テクニカルな買いも相場を押し上げた。金は午前中の取引で小幅高で推移した後、突然20ドルほど急伸。トレーダーやファンドマネジャーらの一部はこれを「オバマ・ラリー(上昇)」と呼んだ。オバマ民主党政権が2期目に入れば、FRBの金融緩和政策が続くと見込まれた。原油相場や米株価の力強い上昇も金買いを促進した。また一部のアナリストらは、金が過去数営業日で100日移動平均にあるサポート水準から反発したことを受けて、テクニカル要因による買いが見られたと指摘。最近の下落で金が1オンス=1660ドルの底値付近まで下げたことで、チャート上では反転の時期にあったという。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプションのフロアトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「金は売られすぎの状況下で上昇した。初期の選挙結果分析では、オバマ氏再選の可能性が示され、バーナンキFRB議長とFRBによる景気刺激策への期待を支えた」と説明した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反発。ニューヨーク金先物相場高を映し、手じまい買いが先行して始まった。その後、NY時間外相場の上値の重さを眺めて値を消す場面もあった。ただ、大引けにかけてはNY時間外が上げ足を速めたため、プラス圏に引き締まった。