金 4,518円 (-4)

プラチナ 4,152円 (-22)

11月5日、ニューヨーク市場の金相場は、前週末の2%の急落を受けたショートカバーで反発している。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の景気刺激策実施の観測が後退し、ドル高の可能性があることは金相場への重しとなりそうだ。6日の大統領選を注視しており、出来高は少なかった。市場は民主党のオバマ氏が共和党のロムニー候補より追加的な経済対策に前向きとみている。米雇用統計は強い内容で、機関投資家の多くが経済的不透明さへのヘッジとして積んでいた金のロングポジションを整理した。FRBが9月、労働市場の改善のために債券購入策を発表して以来の金の値上がり分はすべて消えた。大統領選の結果、年明けに自動的な歳出削減と減税措置の失効が重なる、いわゆる「財政の崖」への対処がどうなるかも注目されている。UBSはリポートで、議会の分裂と財政の崖をめぐる不一致という結果なら、金の支援材料になると指摘した。東京貴金属の金相場は続落。2日のニューヨーク金先物相場の急落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY時間外相場が伸び悩んだほか、円相場が東工取寄り付き時点よりも引き締まったことから売りが継続し、下げ幅を広げた。