金 4,590円 (+36)

プラチナ 4,210円 (+59)

10月31日、ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸。巨大ハリケーン「サンディ」の直撃による休場から再開した米国株式市場が堅調に推移したことを背景に、一時は1週間ぶりの高値まで1%近く上昇した。月間ベースでは5カ月ぶりに下落して終了した。サクソ銀行のオーレ・ハンセン副社長は、「金相場はここ数日、うまく底値を形成してきた。日銀の追加量的緩和によって金融政策に再度注目が集まり、将来的な物価上昇懸念も高まってきた」と話した。また、「引けで1730ドルを超えない限り、あるいは2日の米雇用統計までは大幅な上昇は見込めないだろう」と述べた。ロイター通信の調査によると、非農業部門就業者数の予想中央値は前月比12万5000人増となる一方、失業率は7.9%と9月の7.8%からやや悪化するとみられる。三井グローバル・プレシャス・メタルズのアナリスト、デビッド・ジョリー氏は、「米大統領選挙前にポートフォリオにリスクを加えたいとは思わない」と述べ、取引は狭いレンジにとどまるだろうとの見通しを示した。東京貴金属の金相場は反発。ニューヨーク金先物相場の上昇を受け、売方の手じまいなどが先行して始まった。ただ、その後はNY金時間外が底堅く推移する一方、為替相場がやや円高・ドル安に振れたことから、強弱両材料の綱引きとなり、大引けにかけてもみ合いが続いた。