金 4,557円 (-6)

プラチナ 4,126円 (-20)

10月29日、ニューヨーク市場の金相場は、世界経済の先行き懸念から小幅安。巨大ハリケーン「サンディ」の接近で米株式市場が取引を取りやめる中、出来高は平均を大きく下回った。一連の米国経済指標がさえず、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の先行きが不透明なことを背景に、金相場は先週、1年超ぶりの3週間続落となった。金相場は米大統領選挙で両候補者の支持率が拮抗しており、結果が見通せないため、当面はレンジ内で推移する可能性がある。米ブローカーのINTL・FCストーンの金属アナリスト、エドワード・メイア氏は、「巨大ハリケーンの影響でトレーディングデスクは閑散となり、大統領選も接戦のため、投資家は今後数日間、見方が定まらないだろう」と話した。コモディティー投資会社LOGICアドバイザーズの共同経営者ビル・オニール氏は、「金は政治経済関連の出来事では投資資金の避難先となるが、天候とは実質的に関係ない」と話した。アナリストやトレーダーは、11月2日の米雇用統計発表を前に、狭いレンジでの取引が続くと見込む。米労働省は29日、巨大ハリケーンの影響で、同統計の発表が遅れる可能性を指摘した。東京貴金属の金相場は反発。ニューヨーク金時間外相場が先週末26日の東工取日中終了時点の水準を上回って推移する中、買い戻し先行で始まった。その後も、NY時間外相場が堅調に推移したことから、手じまい買いが優勢となった。