
比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。しっかりしたお店なら比重計は置いてあります。逆にないお店は素人がやっていると判断して良いと思います。その比重値によって金・プラチナ・銀など様々な貴金属の判別ができます。金やプラチナなどの品位も表示されるようですが、あくまでも参考程度に利用されるようです。最近はプラチナの偽物として、タングステンという金属の偽物が出回っています。これはプラチナと同じ比重が出るというやっかいな代物です。非常に便利な機材ですが、比重をコントロールされれば真贋(本物かどうか)は分かりません。比重計以外の鑑定方法として、タッチストーン(試金石)や、X線を使った分析装置などもあるそうです。
同じ体積でも金属によって重量は異なります。比重値とは同じ体積をもつ標準の物質の質量の何倍であるかを示した数値のことです。例えば金よりもプラチナの方が比重値が高いので、同じ体積でもプラチナの方が重くなります。金属などの個体であれば、水を基準として測定されます。4℃の水の密度は0.999973g/cm3で約1.0g/cm3です。CGS単位系で表すと数値的にはほぼ同じ値となります。実用してもその差は無視しても問題ないそうです。密度と混同されやすいようですが、密度は質量を体積で割った量です。比重は基準物質と比べた質量比であるという点で異なります。比重が1よりも大きい物質は水に沈み、1よりも小さい物質は水に浮きます。物質が水に浮くか沈むかについては、密度よりも比重の方が判断しやすいようです。