金相場・プラチナ相場推移(国内):2015年7月

日付/品位 プラチナ
2015/7/1 ¥4,956 ¥4,563
2015/7/2 ¥4,962 ¥4,613
2015/7/3 ¥4,948 ¥4,607
2015/7/6 ¥4,956 ¥4,557
2015/7/7 ¥4,948 ¥4,525
2015/7/8 ¥4,879 ¥4,370
2015/7/9 ¥4,825 ¥4,279
2015/7/10 ¥4,868 ¥4,313
2015/7/13 ¥4,906 ¥4,340
2015/7/14 ¥4,923 ¥4,412
2015/7/15 ¥4,906 ¥4,376
2015/7/16 ¥4,893 ¥4,363
2015/7/17 ¥4,887 ¥4,328
2015/7/21 ¥4,721 ¥4,161
2015/7/22 ¥4,697 ¥4,180
2015/7/23 ¥4,686 ¥4,219
2015/7/24 ¥4,656 ¥4,183
2015/7/27 ¥4,679 ¥4,222
2015/7/28 ¥4,649 ¥4,183
2015/7/29 ¥4,668 ¥4,202
2015/7/30 ¥4,691 ¥4,238
2015/7/31 ¥4,653 ¥4,235

金相場・プラチナ相場推移(NY市場):2015年7月

日付/品位 プラチナ
2015/7/1 $1,171.80 $1,078.60
2015/7/2 $1,169.30 $1,086.90
2015/7/3 $1,163.50 $1,083.60
2015/7/7 $1,173.20 $1,066.30
2015/7/8 $1,152.60 $1,041.50
2015/7/9 $1,163.50 $1,035.80
2015/7/10 $1,159.20 $1,022.40
2015/7/13 $1,157.90 $1,032.30
2015/7/14 $1,155.40 $1,036.00
2015/7/15 $1,153.50 $1,028.40
2015/7/16 $1,147.40 $1,021.70
2015/7/17 $1,143.90 $1,011.60
2015/7/20 $1,131.90 $1,001.30
2015/7/21 $1,106.80 $988.60
2015/7/22 $1,103.50 $984.30
2015/7/23 $1,091.50 $979.90
2015/7/24 $1,094.10 $981.10
2015/7/27 $1,085.50 $980.70
2015/7/28 $1,096.40 $988.90
2015/7/29 $1,096.20 $986.40
2015/7/30 $1,092.60 $984.90
2015/7/31 $1,088.40 $989.90

金相場推移グラフ(国内):2015年7月

金相場推移グラフ(国内):2015年7月

プラチナ相場推移グラフ(国内):2015年7月

プラチナ相場推移グラフ(国内):2015年7月

金相場推移グラフ(NY市場):2015年7月

金相場推移グラフ(NY市場):2015年7月

プラチナ相場推移グラフ(NY市場):2015年7月

プラチナ相場推移グラフ(NY市場):2015年7月

2015年7月|貴金属市況ニュース

7/31

7/30 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,088.40 -4.20
PT($/oz) 989.90 +5.00
銀(¢/oz) 1,469.60 -4.70
ドル/円 124.11

7/30、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は約1%下落し、5年半ぶり安値近辺の水準。米経済が第2四半期に改善したことを示すGDP(国内総生産)統計が発表されたことを受けてドルが上昇したことが背景。GDP統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げするとの見方を支援する内容だった。米商務省が30日発表した2015年第2四半期(4~6月)のGDP速報値は年率換算で前期比2.3%増。第1四半期はこれまで0.2%減のマイナス成長とされていたが、0.6%増に上方改定された。金現物は一時1.3%安の1オンス=1081.85ドルまで下落。20日に付けた2010年2月以来の安値1077ドルに近づいた。米東部時間午後2時07分(1807GMT)時点では0.7%安の1089.11ドル。シカゴのRJOフューチャーズのシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は、ドル高に加え、米国が年内に利上げする見通しであることから、「いかなる安全資産も買う必要は全くない」と強調した。FRBは2日間の金融政策会合の後で、米経済が第1四半期の減速を乗り越え、「緩やかに拡大している」との認識を示した。そのことがドルを押し上げ、主要通貨バスケットに対しては0.4%上昇し、ドル建ての金塊が、ドル以外の通貨を保有する買い手にとって割高になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きり清算値は0.4%安の1オンス=1088.40ドル。シティグループのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は「焦点がドルとその強さに戻ったことで、米利上げが実際に起きるまでは金相場の軌道は下向きだ」と述べた。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比20円安の4331円、他限月は18~21円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金相場の上昇を映し、強気買いに続伸して始まった。その後は、利益確定の売りに上値を抑えられる中、終盤はNY金の軟化、対ユーロでのドル高進行を眺めて売られ、マイナス圏で推移した。東京ゴールドスポット100は21円安の4339円。銀はまばらの買い戻しに続伸。終値は20銭~1円50銭高。白金も続伸。16年6月先ぎりが14円高の3965円、ほかは13~31円高。NY白金相場の上昇を眺めて高寄りした。その後も円安を背景に上伸したが、終盤はNY白金の下落、円安一服で押し戻され、上げ幅を縮めた。パラジウムは変わらず~31円高で取引を終えた。

7/30

7/29 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,092.60 -3.60
PT($/oz) 984.90 -1.50
銀(¢/oz) 1,474.30 +10.10
ドル/円 123.86

7/29、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸したが、先週付けた5年半ぶり安値付近にとどまっている。米連邦準備制度理事会(FRB)の声明によって利上げのタイミングの不透明感が高まったと同時に、9月利上げの可能性もまだ残されていることが背景。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の金属トレーディング・ディレクター、タイ・ウォン氏は「市場はFRBが9月利上げから幾分遠のいたか否か判断しかねているようだ。もう少し明確さを得るために、今後連邦公開市場委員会(FOMC)委員の話がほしい」と述べた。ウォン氏は、声明が6月とほぼ同じだとも指摘した。金現物は米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.14%高の1オンス=1096.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、声明発表前に0.3%安の1オンス=1092.60ドルで終了した。LBBWのアナリストは「私の見方では、金は売られ過ぎているため、次は値上がりする可能性があるが、現時点では何とも言えない。大勢の人が金でやけどしたため、彼らは金に触れたがらない」と指摘した。金現物は先週、2010年2月以来の安値となる1077ドルに下落。投資家らがさらなる価格下落の懸念にさらされるのを避け、ニューヨーク市場と上海市場で大量の売りが出たため。金はそれ以来1100ドル以上になかなか回復せず、弱気の投資家がちゅうちょを続けていることを示唆している。[東京貴金属]金は小反発。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比3円高の4351円、他限月は1~7円高。日中立ち会いは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが強い中、前日終値を挟んだ小幅なレンジで推移した。ニューヨーク金先物相場の堅調を受け、全般は買いが先行したが、為替相場の円高基調に頭を押さえられた。東京ゴールドスポット100は3円高の4360円。銀は30銭~1円10銭高。10月きりは出合いがなかった。白金は反発。終値は、16年6月先ぎりが19円高の3951円、ほかは17~21円高。小高く寄り付いた後、NY相場高を受けてじり高で推移したが、買い一巡後は上値の重い展開になった。パラジウムも7~34円高と反発。8月当ぎりは取引が成立しなかった。

7/29

7/28 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,096.20 -0.20
PT($/oz) 986.40 -2.50
銀(¢/oz) 1,464.20 +3.70
ドル/円 123.50

7/28、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸したものの、前週末に付けた5年半ぶりの安値近辺にとどまった。市場は、同日から2日間にわたり開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待っている。今回の会合では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期について新たな手掛かりが示されると予想されている。金現物は米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点で0.2%高の1オンス=1095.28ドルと、24日に付けた2010年以来の安値1077ドルからそう離れていない水準。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きり清算値は0.20ドル安の1オンス=1096.20ドル。INGのアナリスト、ハムザ・カーン氏は「FRBの姿勢が29日にある程度明確になるまでは、相場が底を打ったか判断するのは難しい」と述べた。同氏はまた、「このところの出来高は、FOMC声明が、よりはっきりした表現になった場合に備えたショートカバーが入っている可能性があることを示唆している」との見方を示した。金利上昇は金塊相場の圧迫材料になる一方、ドルを押し上げている。早期に利上げがあり得るとの観測で、投資家は相場下落にもかかわらず買いを入れることをためらっている。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「ドルと米国債利回りのわずかな上昇にもかかわらず、金は足踏み状態だ」と指摘した上で、「将来の複数回の利上げを一部織り込みつつあることを示しているように思われる」と述べた。 トムソンロイターのGFMSの調査担当者らのリポートによると、2015年4~6月期の世界の金需要は2009年以来の低水準になった。6月に中国の香港からの金純輸入量が10カ月ぶりの低水準に落ち込んだことも、相場の重しになった。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比7円安の4348円、他限月は7~11円安。日中立ち会いは、現地夜間のニューヨーク金先物相場の軟化を背景に安寄りした。その後はNY相場安に圧迫される中、日中株価の動向を眺めて為替相場が円安に振れたことから、下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は9円安の4357円。銀は50銭安~10銭高とまちまち。8月当ぎりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年6月先ぎりが23円安の3932円、ほかは11~26円安。安寄り後、中国株の下落を受けて下げ足を速めたが、円相場の軟化を眺め、徐々に安値を切り上げた。パラジウムも反落。先ぎりが59円安、ほかは30~51円安。8月当ぎりと10月きりは取引が成立しなかった。

7/28

7/27 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,096.40 +10.90
PT($/oz) 988.90 +8.20
銀(¢/oz) 1,460.50 +11.70
ドル/円 123.21

7/27、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反落し、先週付けた5年半ぶりの安値に近づいた。米国の早期利上げ観測が弱材料。市場は米金融政策を注視しているが、トレーダーらは、中国の株価指数が1日としては2007年以来最大の下落率を記録したことで、損失をカバーする必要から、金にさらに売りが出た可能性があると指摘した。金現物は米東部時間午後3時20分(1920GMT)時点で、0.6%安の1オンス=1092.36ドル。先週まで5週連続で下落し、続落期間は12年末以降で最長となった。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は1%高の1オンス=1096.40ドル。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級市場ストラテジスト、エリ・テスファイエ氏は「市場は損失の一部を取り戻している」と述べた。米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。米景気の足取りが強まる中、年内の利上げに向かっていると示唆する公算が大きい。RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は米金塊先物相場の上昇について、「FOMC声明が9月もしくは12月(の利上げ)に言及するか分からず、あす(の声明発表)を控えて市場参加者が慎重になっている」と指摘した。金現物は24日、10年2月以来の安値となる1077ドルを付けた。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は24日時点で2187万オンスと、7日連続で減少し、08年9月以来の低水準となった。[東京貴金属]金は反発。中心限月2016年6月先ぎりが前週末比37円高の4355円、他の限月は38~40円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の戻りを眺め、ポジション調整の買いが先行、高寄りした。その後もNYの堅調を背景に利益確定の買いが入り、底堅く推移した。東京ゴールドスポット100は、39円高の4366円で終了。銀は、30~90銭安で引けた。白金は反発。高寄り後、為替相場の円高・ドル安を受けて値を削り、16年6月先ぎりが29円高の3955円で取引を終えた。ほかは15~39円高。パラジウムは、10月きりが変わらず、期先3限月が26~30円高。8月当ぎりと12月きりは取引が成立しなかった。

7/27

7/24 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,085.50 -8.60
PT($/oz) 980.70 -0.40
銀(¢/oz) 1,448.80 -21.30
ドル/円 123.77

7/24、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は2010年2月以来の安値に急落した後、反発に転じた。ドルが高値から下落したほか、米国の株価も一段安となったため。ただ、週間では、金は3月以来の下落率となる。金現物は、2010年2月以来の安値となる1オンス=1077.00ドルまで下げた後、米東部時間午後2時47分(1847GMT)時点では、0.5%高の1096.29ドルと戻した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は、前日比8.60ドル(0.8%)安の1オンス=1085.50ドル。ハイ・リッジ・フューチャーズ(シカゴ)の金属取引ディレクター、デビッド・メーガー氏は「株価が大幅安となったことで、ドルも序盤の高値から水準を下げた」と、終盤の金相場の反発の理由について説明した。金に対しては、20日の急落以降、売り圧力が強い。米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利上げに向けた準備を進めていることも、今年の金相場に対する売り圧力の一つ。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は、28日と29日に予定されている。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモーナ・ガンバリニ氏は「目先は、市場のセンチメントが実際の相場に反映されやすいとみている。FRBが今年利上げすることが見込まれるが、最も可能性が高いのは9月だ。投資家のポジショニングにも反映されており、金に対しては弱気派が強くなっている」と指摘した。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比52円安の4318円、ほかは50~53円安。日中立ち会いは、軟調なニューヨーク金先物相場を眺めて安寄りした。その後、もみ合う場面もあったが、NY金夜間相場の大幅安を背景に下げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は50円安の4327円。銀は40~90銭安。8月当ぎりと16年2月きりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年6月先ぎりが34円安の3926円、ほかは28~49円安。安寄り後も、金相場安を眺め、全般に売り優勢で推移した。パラジウムも37~73円安と反落した。

7/24

7/23 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,094.10 +2.60
PT($/oz) 981.10 +1.20
銀(¢/oz) 1,470.10 -2.90
ドル/円 123.76

7/23、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落。米国の週間新規失業保険申請件数が予想よりも減少したことを受け、ドルが序盤の安値から切り返したことで、再び1オンス=1100ドルを割り込んだ。今週の急落を受け、金の上値は引き続き重い。金は週初の20日に、約2年ぶりの下落率を記録。テクニカル面でも主な水準を割り込み、一段の下落が示唆される。安値での買いも一部に見られたが、買いの勢いは乏しい。金現物は、米東部時間午後2時53分(1853GMT)時点で、0.3%安の1オンス=1089.34ドル。一時は1105.60ドルまで値を上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、前日終値比2.60ドル(0.2%)高の1オンス=1094.10ドルで引けた。シティのアナリスト、デビッド・ウィルソン氏は「市場は、9月の利上げへの関心が高い。利上げが行われると想定すると、それまでは金に対して下落圧力が続くことを考える必要がある」と話した。米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利上げに向かっていることから、今年の金相場は上値の重い展開が続いている。TDセキュリティーズ(トロント)のコモディティー投資戦略責任者、バート・メレク氏は「FRBが9月か12月にも利上げを行うとすれば、その影響は想定以上に大きくなる可能性もある」と話した。テクニカルアナリストは、20日の急落からの反発が終われば、2010年の安値の1044ドルが次の下値目標と指摘する。アバトレードのチーフマーケットアナリスト、ナイーム・アスラム氏は「金の反発はテクニカルな取引にすぎない。テクニカル的には、最近の急落が行き過ぎだったことが示唆される」と指摘した。金に対するエクスポージャーの削減は続いている。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・シェーアズの金保有高は、2008年以来の低水準に落ち込んでいる。[東京貴金属]金は5営業日ぶりに反発。中心限月2016年6月先ぎりは前日比23円高の4370円、他の限月が20~24円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場の円安・ドル高を受け、ポジション調整の買いが先行、高寄りした。その後は、堅調に推移するニューヨーク金夜間相場を眺めて新たな買いが入り、値位置を切り上げた。東京ゴールドスポット100は、24円高の4377円。銀は30~70銭高。8月きりは出合いがなかった。白金は6営業日ぶりに反発。高寄り後、日本時間のNY白金相場高を眺めた買いに上げ幅を広げ、16年6月先ぎりが73円高の3960円で取引を終えた。ほかは68~86円高。パラジウムは続伸した。

7/23

7/22 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,091.50 -12.00
PT($/oz) 979.90 -4.40
銀(¢/oz) 1,473.00 -5.50
ドル/円 123.91

7/22、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は1%超反落し、一時約5年ぶりの安値を付けた。ドルが持ち直したほか、今週に入っての急落を受け、金への投資意欲が鈍っていることが背景。ほぼ10年ぶりとなる米国の利上げ観測が高まっていることで、金に対する投資妙味が薄れている。20日の取引では3%下落し、1日の下げ幅としては2013年9月以来最大となった。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は21日時点で4.8%減と4営業日連続で減少。08年以来最も少ない保有量で、ピークだった12年の約半分に減少した。金現物は、米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.8%安の1オンス=1092.40ドル。一時5年ぶりの安値となる1086.90ドルまで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、12ドル安の1091.50ドルで引けた。ドルが主要通貨バスケットに対して値上がりした後、金相場下落に弾みがついた。ジュリアス・ベアのアナリスト、カルステン・メンケ氏は「相場は弱材料にあふれており、軟調な地合いにつながっている」と指摘した。スコシア・モカッタのテクニカルアナリストは顧客向けメモで、「次の下値目標は10年の安値である1044ドル、次いで09年終盤の1006ドル」と分析している。[東京貴金属]金は続落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前営業日比53円安の4347円、他限月は50~56円安。日中立ち会いは、21日のニューヨーク相場が年内の米利上げ観測を背景に9営業日続落したのを受け、弱気売りが先行した。寄り後もNY相場が水準を切り下げたほか、円が対ドルで強含んだことから下げ幅を拡大。先ぎりは午後に入って一時4328円と8カ月ぶりの安値水準となった。東京ゴールドスポット100の終値は54円安の4353円。銀は1円40銭安~20銭高で総じて軟調。白金は5営業日続落。16年6月先ぎりは38円安の3887円、ほかは36~45円安。寄り後もNY安を眺めて軟調に推移した。パラジウムは39円安~30円高。当ぎりを除いて反発した。

7/22

7/21 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,103.50 -3.30
PT($/oz) 984.30 -4.30
銀(¢/oz) 1,478.50 +2.70
ドル/円 123.85

7/21、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小反発。前日は5年ぶり安値に値下がりしていた。米国の利上げ観測に加えてインドからの需要が落ち込んだことで、ディーラーの多くがさらなる金の下落に備えている。金現物は米東部時間午後3時(1900GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1098.58ドル。前日は2013年9月以来の下げ幅となる3%超安に下落。これを受け、金相場は下値支持線の1オンス=1100ドル近辺で取引されている。アナリストらの一部は、この水準を下回るとさらに売り込まれる可能性があると指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.3%安の1オンス=1103.50ドルで終了した。これは終値としては、10年2月以来の安値水準。HSBC(ニューヨーク)のアナリスト、ジェームズ・スティール氏は、米ドルと株価の下落を受け、「金への懸念がいったん小休止状態になる」可能性があると話した。だが多くは、前日に上海金取引所(SGE)で取引が開始されてすぐに売り注文が殺到したことを受けて、さらなる金の下落に対し懸念している。ディーラーらは、世界最大の金消費国であるインドの需要についても着目している。ディーラーの一部は、金が売られ同国ではさらなる買いにつながりにくい状況になっていると指摘したが、ほかはそれには同意しなかった。[東京貴金属]金は暴落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前営業日比155円(3.4%)安の4400円、他限月は152~156円安。先ぎりが一時4385円を付けて継続足で14年12月以来、7カ月ぶりに4400円を割り込んだほか、期中以降がそれぞれ一代の安値を更新した。日中立ち会いは、20日のニューヨーク相場が米国の利上げ観測を背景とする売りに急落した地合いを引き継ぎ、大幅安で始まった。その後は現在のNY金が若干、下げ幅を縮めているのを眺めて小戻した。東京ゴールドスポット100の終値は154円安の4407円。銀は80銭~2円40銭安と下落。10月きりは約定されなかった。白金はNY安を反映し、4営業日続落。先ぎりが一時3891円を付けて年初来安値を更新し、全限月が一代の安値を塗り替えた。終値は128~133円安。パラジウムは71~87円安。先ぎりが年初来安値を、期先3限月と10月きりが一代の安値をそれぞれ更新した。

7/21

7/20 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,106.80 -25.10
PT($/oz) 988.60 -12.70
銀(¢/oz) 1,475.80 -7.60
ドル/円 124.26

7/20、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は4%超値下がりし、5年ぶり安値に続落した。上海市場やニューヨーク市場で突然売りが進み、数年ぶり安値に下落した。中国の上海金取引所(SGE)では取引が開始されてすぐ、1分の間に売り注文が殺到。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは48ドル安の1オンス=1080ドルまで売り込まれた。これは2010年2月以来の安値水準。上海およびニューヨーク市場では金約33トン、金額にして13億ドル分が2分以内に取引された。この日、日本市場は祝日のため休場で、市場の流動性は低下しており、下げ幅が拡大した。金は、ニューヨークでの取引終了までに下落分の一部を消す展開となった。ドルは対通貨バスケットで、3カ月ぶり高値を付けた。ドルが値上がりすると、ドル以外の通貨保有者にとって金は割高になる。金現物は米東部時間午後3時54分(1954GMT)時点で、2.8%安の1オンス=1102.05ドルと6営業日続落した。一時、10年3月以来の安値となる1088.05ドルに下落する場面もみられた。COMEXの金先物8月きりは、2.2%安の1106.80ドルで終了した。

7/20

7/17 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,131.90 -12.00
PT($/oz) 1,001.30 -10.30
銀(¢/oz) 1,483.40 -15.00
ドル/円 123.96

7/17、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は5年ぶりの安値に続落。ドル高や米国の利上げ観測、中国の過去6年間の購入量が推計を下回ったことに圧迫された。中国人民銀行(中央銀行)によると、6月末時点の金準備は2009年6月末比57%増加した。ただ、外貨準備全体に占める割合は1.65%と、同1.8%から縮小した。比率縮小は、中国が今後、金購入を増やす可能性を示唆するものだが、トレーダーらによると、市場は別の点に注目した。RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「市場では、中国が金を購入しているとのうわさが出回っていたが、実際の購入量は、推計されていたより少なかった」と語った。金現物は一時1.1%安の1オンス=1130.70ドルと、2010年4月10日以来の安値に下落した。週間では2.6%安と、3月初旬の下げ幅を記録する見通し。シャープス・ピクスレイのロス・ノーマン氏は中国の金準備について、「この低い数字が正確なら、非常に好ましい。なぜなら、今後何年にもわたり、継続的に買いが入る大きな余地があるからだ」と語った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは1%安の1131.90ドルで引けた。ジュリウス・ベアのノーバート・ルーッカー氏は「相場の弱さは、米ドルの強さと関連している」との見方を示した。サクソ銀行のオレ・ハンセン氏は「金はさまざまな方面から逆風を受けている。ギリシャのリスクは和らぎ、焦点は米国と、ジャネット・イエレン氏に移っている」と語った。[東京貴金属]金は総じて小幅続落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前日比2円安の4555円、他限月は4円安~1円高。日中立ち会いは、3連休を控えた様子見に小幅まちまちで始まった。その後も動意は薄く、始値付近で小動きとなった。東京ゴールドスポット100の終値は4円安の4561円。銀はおおむね軟調。終値は40銭安~20銭高。期中2限月は出合いがなかった。白金は3日続落。16日のNY安を受けて安寄りした後も、NYの続落を眺めて水準を下げた。終値は28~38円安。パラジウムは51~64円安と続落。期近2限月と2月きりは約定されなかった。

7/17

7/16 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,143.90 -3.50
PT($/oz) 1,011.60 -10.10
銀(¢/oz) 1,498.40 -6.40
ドル/円 124.11

7/16、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、年内利上げの公算が大きいとの見解を改めて示し、ドル指数が押し上げられたことを受け、8カ月ぶりの安値を記録した。ギリシャ議会で、欧州連合(EU)などの債権団が金融支援協議の前提として求めていた財政改革法が可決されたことも、金に対する関心を弱めた。金現物は米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.4%安の1オンス=1144.65ドル。一時1142.10ドルと、2014年11月以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.3%安の1143.90ドルで引けた。ダンスク銀行のジェンス・ペダーセン氏は「市場の関心は利上げのタイミングに向かい始めており、ドルを支えている。これが金が圧迫されている背景だ」と説明した。米新規失業保険申請件数の減少が、年内の利上げ観測を高め、ドル指数は7週間ぶりの水準に上昇した。TD証券のアマリリス・グリラキ氏は「市場は9月の利上げを60%織り込んでいるようだ」と分析した。[東京貴金属]金は6営業日ぶりに反落。中心限月2016年6月先ぎりが前日比15円安の4557円、他の限月は13~18円安で取引を終えた。日中立ち会いは、15日のニューヨーク金先物相場がイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の「年内の利上げが適切」との議会証言を受けて下落したことから、利益確定の売りが先行して始まった。寄り後は、円高気味に推移する為替相場を眺めて安値圏でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、13円安の4565円で大引けた。銀は、70銭~1円10銭安。期中2限月は出合いがなかった。白金は続落。安寄り後、NY白金時間外の軟調を眺めた整理売りが継続し、約定価格を切り下げた。16年6月先ぎりは42円安の4082円、ほかは39~46円安。パラジウムは、取引が成立した15年12月きり、16年4、6月の期先2限月が38~56円安。

7/16

7/15 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,147.40 -6.10
PT($/oz) 1,021.70 -6.70
銀(¢/oz) 1,504.80 -26.70
ドル/円 123.72

7/15、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落し、一時4カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が年内の利上げ方針は変わらないと表明したことが嫌気された。イエレン議長はこの日の下院金融サービス委員会の公聴会で、労働市場は着実に改善するとみられ、海外情勢の混乱で米経済がその軌道を外れる可能性は低いとの見方を示した。この証言をきっかけに、金相場は1オンス=1143.43ドルと、3月半ば以来の安値を付けた。ETFセキュリティーズ(ニューヨーク)の調査ディレクター、マイケル・マクグローン氏は「前日の小売売上高がさえない内容だったことを踏まえれば、世界的なデフレ環境の中、イエレン議長が最近繰り返し発言している近い将来の利上げが、金相場にとって第一の圧迫要因とみられる」と述べた。金現物は米東部時間午後2時9分(1809GMT)時点で0.6%安の1オンス=1148.51ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.5%安の1147.40ドルで引けた。この日の米株価はほぼ横ばいだったが、ドルは対通貨バスケットで0.6%上昇し、ドル建てである金相場を圧迫した。[東京貴金属]金は小幅ながら5営業日続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比1円高の4572円、ほかは変わらず~2円高。日中立ち会いは、堅調なニューヨーク金先物相場を眺めて高寄りした。その後はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を前に様子見気分が強まり、積極的な取引は手控えられた。東京ゴールドスポット100は変わらずの4578円。銀は1円安~70銭高とまちまち。2月きりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年6月先ぎりが11円安の4124円、ほかは3~12円安。安寄り後は、NY時間外相場を眺めた買い戻しなどが入って下げ渋った。パラジウムは6円安~6円高とまちまち。8、12月きりは約定されなかった。

7/15

7/14 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,153.50 -1.90
PT($/oz) 1,028.40 -7.60
銀(¢/oz) 1,531.50 -14.20
ドル/円 123.34

7/14、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落。市場は15、16の両日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の半年次議会証言を待っている。同証言では、迫りつつある米利上げに関するさらなるシグナルが発せられる可能性がある。14日発表された6月の米小売売上高が市場予想に反して減少だったことで、米経済が再び減速しているとの懸念が生じ、金相場は一時安定した。同統計で米経済見通しへの懸念が強まり、FRBの利上げ時期をめぐる不透明感が増し、ドルが下落した。金現物相場は米東部時間午後2時35分(1835GMT)時点で0.3%安の1オンス=1154.60ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.2%安の1153.50ドルで引けた。TDセキュリティーズ(トロント)の商品ストラテジスト、マイケル・ローウェン氏は「きょうの小売売上高は弱めの内容だったので、FRBが今週何を言うか様子見だ。FRBはこのところ随分長い間言及している台本に忠実であるのか、それともより最近の統計に目を向けるのか?」と語った。米利上げ見通しに圧迫され、金は年初来で2.5%下げている。デンマークの銀行サクソバンクの商品調査責任者、オーレ・ハンセン氏は「イエレンFRB議長があす議会証言を行うことを考えれば、その前に出る経済統計に弱さがあれば、人々の気持ちを落ち着かせる効果があるかもしれない」と話した。イラン核問題について欧米など6カ国とイランが核協議で歴史的合意に達したことで、世界の株式市場は緩やかながら上昇した。アナリストらによると、テクニカル分析では金は一段と下げやすい状況という。[東京貴金属]金は4営業日続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比10円高の4571円、他限月は7~11円高。日中立ち会いは、ギリシャ金融支援交渉の再開合意を受けた為替の円安・ドル高を映し、高寄りした。その後は、もみ合いとなったが、午後は円相場の強含みを眺め、上値が重くなった。東京ゴールドスポット100の終値は7円高の4578円。銀は40銭安~20銭高と小幅まちまち。日中で約定されたのは6月先ぎりにとどまり、夜間を含め、12月きりは出合いがなかった。白金は13日のNY高になびき、大幅反発。午後に円高やNY安を背景に上げ幅を削ったが、68~78円高で引けた。パラジウムも52~80円高と続伸。10月きりは約定されなかった。

7/14

7/13 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,155.40 -2.50
PT($/oz) 1,036.00 +3.70
銀(¢/oz) 1,545.70 -2.40
ドル/円 123.38

7/13、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落。ギリシャと欧州連合(EU)が金融支援協議を始めることに条件付きで合意に達したことを受け、ドルが対ユーロで引き締まったことで売られた。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ姿勢が変わっていないことも重しとなった。ギリシャは、今後3年で約950億ドルの金融支援を受ける可能性について、条件付きで合意を得た。金現物は序盤に1オンス=1150.78ドルを付け、米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では、0.6%安の1156.42。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりは、0.2%安の1155.40ドルで終了した。フォレックス・ドット・コムのテクニカルアナリスト、ファワッド・ラザクザダ氏は「ギリシャ金融支援の協議開始で合意したことにより、投資家は株式のような、よりリスクの高い資産への投資に向かう可能性があり、貴金属相場は一段安に向かう公算が大きい」との見方を示した。ギリシャの債務問題で、個人投資家が金を大量に購入することはなかった。金の所有コストを上昇させるドル高と、米国の利上げ観測が要因としてあったからだ。ドルはこの日、通貨バスケットに対して0.8%上昇。さらに世界的な株高となったことで、安全資産である金の購入意欲がそがれた。FRBのイエレン議長が10日の講演で、労働市場に弱さが残るが、年内の利上げに向かっているとの見解を示したことも、地合いを悪くした。ドイツ銀行のアナリスト、マイケル・ルイス氏は「9月か10月の利上げになるかは五分五分で、金相場が第4四半期に1100ドル台に向かうと予想する理由の一つとなっている」と述べた。[東京貴金属]金は続伸。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前週末比9円高の4561円、他の限月は9~14円高。日中立ち会いは、外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを受けて強気の買いが先行した。その後はもみ合ったが、NY金の時間外相場が弱含んだため、午後は伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は14円高の4571円だった。銀はまばらの買いに小じっかり。20銭~80銭高で取引を終了した。白金は下落。中心限月の6月先ぎりは20円安の4059円、他の限月は20~23円安。NY白金の時間外相場が下落したことを受けた手じまい売りが先行した。その後もNY白金の時間外相場の軟化を受けて安く推移した。パラジウムは小口の買いに反発。終値は2~51円高だった。

7/13

7/10 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,157.90 -1.30
PT($/oz) 1,032.30 +9.90
銀(¢/oz) 1,548.10 +12.00
ドル/円 122.62

7/10、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小反落、序盤の上昇分を消す展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、年内のいずれかの時期で利上げを行うとの見解を述べる一方、米労働市場は依然として弱いとの懸念を表明したことが背景。金現物は米東部時間午後2時33分(1833GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1160.33ドル。依然として8日に付けた約4カ月ぶり安値、1146.75ドルの水準で推移している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、0.1%安の1157.90ドルで終了した。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の非鉄・貴金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「イエレン氏の発言は予想よりもタカ派的なトーンで、若干の金の売りを誘った」と指摘した。ドルは対主要通貨バスケットで下落分を消す展開。一方、ユーロは対ドルで上昇分の一部を消す格好となった。ソシエテジェネラルのアナリスト、ロビン・バール氏は「金相場はユーロの上昇にいくらか支援されている。だが、もし12日にギリシャと合意に至れば、金にとっては弱材料となるだろう」と話した。[東京貴金属]金は続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比15円高の4552円、ほかは10~15円高。日中立ち会いは、9日の中国株の下げ止まりによるリスクオフムード後退を背景に、ニューヨーク金が下落したことから安寄りした。その後は中国株の浮動を眺めて売り買いが交錯する場面があったものの、円の軟化やNY金時間外の強含みを受け、値位置を切り上げた。東京ゴールドスポット100は11円高の4557円。銀は30~60銭高としっかり。期近2限月は出合いがなかった。白金はおおむね続伸。終値は、16年6月先ぎりが3円高の4079円、ほかは7円安~5円高。需要減少観測が根強い中を下落して始まった後、円相場の下落を眺めて買い戻しが入り、期近を除いて切り返した。パラジウムは軟調。

7/10

7/9 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,159.20 -4.30
PT($/oz) 1,022.40 -13.40
銀(¢/oz) 1,536.10 +19.80
ドル/円 121.29

7/9、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続伸。中国株の回復で同国経済が総崩れになることへの懸念が和らぎ、前日に一時付けた4カ月ぶり安値から値を上げた。ただ、ドル高によって上値は抑えられた。近い将来の利上げに対する警戒感が示された8日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、金市場は控えめな取引となっている。金現物は米東部時間午後3時10分(1910GMT)時点で0.3%高の1オンス=1160.96ドル。前日は一時、4カ月ぶりの安値となる1146.75ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.4%安の1159.20ドルで引けた。商品投資会社LOGICアドバイザーズ(ニュージャージー州)の共同創業者ビル・オニール氏は「(金相場は)弱々しい動きだ。需要をあまり呼び込まなかった」と指摘。「どうしても市場に参加しなければならないという理由はない。最も悪いことには、需要サイドに対する疑念もある」と述べた。[東京貴金属]金は反発。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比37円高の4537円、他の限月は37~42円高。日中立ち会いは、円高・ドル安の進行を眺めた弱気の売りが先行し、小幅続落して始まった。しかしその後は、円相場が日経平均株価の上昇を眺めて伸び悩み、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場の時間外相場も戻りを試す展開となったことから、買い戻しに切り返し、堅調に取引を終えた。東京ゴールドスポット100の終値は、43円高の4546円だった。銀も金に追随して反発し、70銭~3円10銭高で取引を終えた。白金は4営業日ぶりに反発。これまで大幅に下落した反動から買い戻しが先行、その後もNY白金の時間外相場の上昇や円相場の軟化を受けた買いが続き、終盤にかけて上値を追う展開となった。16年6月先ぎりは73円高の4076円、他の限月は68~88円高。パラジウムもまばらの売りに押された10月きりが109円安となったのを除けば、25~99円高と、おおむね上昇してこの日の取引を終えた。

7/9

7/8 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,163.50 +10.90
PT($/oz) 1,035.80 -5.70
銀(¢/oz) 1,516.30 +19.40
ドル/円 120.66

7/8、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場はドルの下落を受け反発した。中国の株価急落やギリシャ債務危機を背景に一時4カ月ぶりの安値に下落した後、切り返す展開となった。金相場は、利上げに踏み切る前に米国経済の堅調さを確認する必要があるとした6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨には反応しなかった。TDセキュリティーズ(トロント)の商品ストラテジスト、バート・メレック氏は、金相場が議事要旨に反応しなかった理由について、「連邦準備制度理事会(FRB)は利上げしたいとする一方で、国際的な状況について懸念しているとも述べ、保険を掛けている」と指摘した。金現物相場は、米東部時間午後2時54分(1854GMT)時点で0.6%高の1オンス=1161.60ドル。一時3月18日以来の安値となる1146.75ドルに下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、10.90ドル高の1163.50ドルで終了した。ドルは主要通貨バスケットに対し0.7%下落。ここ数週間、ギリシャのユーロ圏での行く末に関する不透明感が続いていることから来るユーロ安が、ドルの押し上げ要因となっていた。[東京貴金属]金は急落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比98円安の4500円、ほかは96~99円安。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場が、ユーロ安・ドル高などで下落した流れを引き継ぎ、大きく値下がりして始まった。その後も、円相場の引き締まりや、NY時間外相場の軟化を眺めて水準を切り下げ、この日の安値圏で引けた。先ぎりの4497円は継続足で5月7日の安値に顔合わせし、2カ月ぶりの安値水準。東京ゴールドスポット100は96円安の4503円。銀も軒並み下押し、3円30銭~4円70銭安で引けた。白金は大幅続落。終値は、16年6月先ぎりが219円安の4003円、ほかは223~237円安。欧州や中国の景気懸念を受けて暴落して始まった後も、円高に圧迫され下げ幅を拡大した。出来高は夜間を含め5万4698枚と、金(5万8128枚)に迫った。パラジウムも大きく値下がりし、12~213円安で取引を終えた。

7/8

7/7 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,152.60 -20.60
PT($/oz) 1,041.50 -24.80
銀(¢/oz) 1,496.90 -78.40
ドル/円 122.50

7/7、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反落。ギリシャ国内の銀行が急速に資金不足に陥る中、緊急のユーロ圏首脳会議を控えてドルが急伸し、金は一時約4カ月ぶりの安値に下落した。金現物相場は、米東部時間午後3時45分(1945GMT)時点で1.1%安の1オンス=1156.75ドル。一時3月18日以来の安値となる1148.05ドルに下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、1.8%安の1152.60ドルで終了。価格が安値に下落するに従って出来高も増え、1時間当たりの出来高は4月27日以来最大の水準にまで膨らんだ。金は通常、金融・経済が不透明な時の代替投資先とみられているが、トレーダーらによれば、今回のギリシャ問題が周辺国に波及する恐れが限られていることから、安全な投資先としての顕著な金購入の動きは見られないという。アクティブ・トレーダーズの主席アナリスト、カルロ・アルベルト・デ・カーサ氏は、「投資家の注意は間違いなくギリシャ危機に向けられており、これによってドルが対ユーロで上昇し、金に対しては明らかに重しになっている。金は現状、望ましい資金避難先と見られていない」と述べた。同氏はまた、「1157ドルを下回る終値が引き金となって、1年ぶりの安値となる1143ドルや、さらには1130ドル圏まで下落する可能性がある」と指摘した。米国の年内の利上げ観測も金の上値を制限している。利上げ観測によってドル需要が高まり、金保有の機会コストが上昇しているため。[東京貴金属]金は反発。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前日比13円高の4598円、他限月は9~14円高。日中立ち会いは、ギリシャ財政問題を背景とするニューヨーク相場高を受けて高寄りした。その後はNY電子取引の下落になびき、伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は8円高の4599円。銀は小口の売買が交錯し、20銭安~1円高と小幅まちまち。10月きりは約定されなかった。白金は24~41円安と続落。NY安を受けて安寄りし、その後も電子取引の下げに追随して下げ幅を広げた。パラジウムは17円安~52円高とまちまち。

7/7

7/6 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,173.20 +9.70
PT($/oz) 1,066.30 -17.70
銀(¢/oz) 1,575.30 +19.10
ドル/円 122.52

7/6、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は上昇した。金現物相場は、米東部時間午後3時8分(1908GMT)時点で0.2%高の1オンス=1169.25ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、9.70ドル(0.8%)高の1173.20ドルで引けた。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のタイ・ウォン氏は、オランド仏大統領とメルケル独首相の協議後の声明文への思惑から、金が上昇したと説明。「ギリシャの驚くべき国民投票の結果後も発言が変わらない可能性があるとの懸念から、金市場が反応したようだ」と指摘した。金は一般的に金融・経済の状況が不透明な時の代替投資先とされる。アジア時間での取引中、金は急反発したが、ドルが対ユーロで上昇したため、値を維持できなかった。マッコリー・グループのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「数年前は欧州全体の危機に陥って上昇局面にあった金が急騰したが、今回は前回のような危機への恐怖はない」と述べた。米商品先物取引委員会(CFTC)が6日発表した統計によると、ヘッジファンドや資産運用者が6月30日までの1週間に、ニューヨーク商品取引所の金先物やオプション取引での強気のポジションを半数以上解消した。[東京貴金属]金は下落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前週末比28円安の4585円、他限月は23~30円安。日中立ち会いは、ギリシャの国民投票を受けた為替の円高・ドル安を反映して安寄りした。その後、ニューヨーク時間外の伸び悩みを眺めて下げ幅を広げた。東京ゴールドスポット100の終値は27円安の4591円。銀は約定された期先2限月が50銭安~10銭高と小幅まちまち。白金は反落。円高を受けて安寄りした後も、NY時間外安になびいて次第に下げ幅を広げた。終値は57~80円安。パラジウムは89~100円安と急落。2月きりは出合いがなかった。

7/6

7/3 独立記念日振替のため休場。
終値
金($/oz) 休場
PT($/oz) 休場
銀(¢/oz) 休場
ドル/円 122.76

7/3、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は独立記念日振替のため休場です。[東京貴金属]金は小幅まちまち。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比1円高の4613円、他の限月は4円安~1円高。日中立ち会いは、円相場の上昇を受けた売りに下げて始まった。しかしその後はニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が時間外取引で値を戻し、外国為替相場も朝方に比べて円安・ドル高に振れたことから下げ渋った。東京ゴールドスポット100は1円安の4618円で取引を終えた。銀は小じっかり。20~60銭高で終了した。白金はおおむね小じっかり。中心限月の16年6月先ぎりは9円高の4324円、他の限月は10月きりの5円安を除き1~8円高。NY白金相場の堅調さを受けて買いが先行、その後は追加材料を欠いてもみ合ったが、終盤はやや買いが強まった。パラジウムは軟調。6~39円安で取引を終えた。

7/3

7/2 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,163.50 -5.80
PT($/oz) 1,083.60 -3.30
銀(¢/oz) 1,553.70 -1.50
ドル/円 122.99

7/2、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落。序盤は3カ月半ぶりの安値まで売られたが、米労働省が朝方発表した6月の雇用統計が予想よりも弱い内容になり、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ時期が9月より遅くなる可能性が浮上したことから、下げ幅を縮小した。金現物相場は米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.4%安の1オンス=1163.61ドル。米雇用統計発表前には3月18日以来の安値水準となる、1156.85ドルと1%値下がりしていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、5.80ドル安の1オンス=1163.50ドルで引けた。サクソバンクのシニアマネジャー、オル・ハンセン氏は「FRBが9月の米利上げは早すぎると判断する材料はこれ以上、必要ない」と指摘。「(6月の米雇用統計を踏まえ)さらに売り込むことは避ける必要があると思う」と述べた。ドルは主要な通貨バスケットに対し、3週間ぶりの高値水準に回復した。1~3月期がマイナス成長となったことを受け、6月の雇用統計では米経済回復の兆候を示すかどうかについて注目を集めていた。FRBはこれまで、持続的な景気回復の兆しが見えた場合にのみ、利上げに踏み切ると説明している。米コネティカットのスプロット・アセットマネジメントUSAの貴金属ストラテジスト、トレイ・レイク氏は「雇用統計の内容は悪い」と強調。「パートタイムが増えている」と解説した。金はこれまで、年内の利上げ観測が重しになっている。一方、ギリシャ債務問題は、安全資産とされる金の強い需要をもたらすには至っていない。市場関係者は、欧州連合(EU)などが停止した金融支援条件の是非をめぐる5日のギリシャ国民投票を注視している。トレーダー筋は、ギリシャがユーロ圏を離脱する、あるいはイタリアやポルトガル、スペインなど他のユーロ諸国に悪影響が波及する事態に陥れば、より多くのリスク回避資金が金に流れ込むと予想している。[東京貴金属]金は続落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比10円安の4612円、ほかは9~11円安。日中立ち会いは小高く始まった後、ニューヨーク金先物時間外相場安と円安に振れる為替相場の綱引きとなった。今晩発表される米雇用統計を控えて方向感に欠ける展開だったが、取引終盤に売りが強まった。東京ゴールドスポット100は11円安の4619円。銀はおおむね軟調。終値は1円40銭安~10銭高。白金はまちまち。高寄り後は小動きに推移していたが、取引終盤に水準を切り下げた。終値は、16年6月先ぎりが5円安の4315円、ほかは10円安~6円高。パラジウムは続伸。終値は47~64円高。

7/2

7/1 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,169.30 -2.50
PT($/oz) 1,086.90 +8.30
銀(¢/oz) 1,555.20 +0.10
ドル/円 123.13

7/1、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落した。ドルが上昇したことに加え、ギリシャが債権団の支援案について、一部変更されれば受け入れる可能性があると表明したことで、ギリシャ情勢が収拾に向け前進するとの期待が高まった。ギリシャ支援問題は金に対する安全資産を求めての買いを大量に誘発するには至っていない。強めの経済統計がさらに出ていることを受け、金の投資家は依然として、予想されている米政策金利の引き上げに注目している。豪投資銀行マッコーリー・グループのアナリスト、マシュー・ターナー氏はギリシャ情勢について「これが金にとって良い材料かどうかは不明だ。なぜなら人々はドルが上昇するかもしれないと考えており、また機関投資家の金市場への関心が低下しているからだ」と語った。金現物相場は米東部時間午後3時39分(1939GMT)時点で0.3%安の1オンス=1169.10ドル。前日に付けた6月5日以来の安値1166.35ドルに依然として近い水準にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは2.50ドル安の1オンス=1169.30ドルで引けた。トレーダーらは、ギリシャ危機がユーロ圏離脱にまで悪化したり、またはイタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏の他国に波及したりした場合は、リスク回避目的での金投資が増える余地があるとしている。ドルの、主要通貨バスケットに対する値動きを示すドル指数は0.9%高。ドル高の大半はユーロ安によるものだ。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は1日発表された6月の米ADP民間就業者数が23万7000人増だったことに触れ、「きょうはADPが強めの数字だった。きょう金が下げている一因はそれだと思う」と述べた。[東京貴金属]金はおおむね小幅続落。中心限月2016年6月先ぎりは前日比1円安の4622円、他限月は3円安~2円高で取引を終えた。日中立ち会いは、30日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を受けた買方の手じまいに反落したことから、弱気売りが先行して始まった。寄り後は、円相場の軟調を受け全ぎりが下げ幅を縮め、10、12月の2限月はプラス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は、1円安の4630円で大引けた。銀は、1円30銭安~30銭高。期中2月きりは出合いがなかった。白金は続伸。しっかりに始まった後、円安を眺めた買いが先行し、約定価格を切り上げた。16年6月先ぎりは36円高の4320円、ほかは27~42円高。パラジウムは、70~98円高と反発。

7/1

6/30 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,171.80 -7.20
PT($/oz) 1,078.60 -2.80
銀(¢/oz) 1,555.10 -11.30
ドル/円 122.37

6/30、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落した。ギリシャが国際通貨基金(IMF)に対しデフォルト(債務不履行)に陥る公算であることがユーロの対ドル相場を押し下げたことが背景にある。また投資家は金の長期的な見通しについて慎重姿勢を崩さなかった。ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は、ギリシャへの現行の金融支援策を延長するのは時期的に遅すぎると明言。新たな金融支援策に合意するには、まずギリシャが債権団やユーロ圏諸国に対する態度を変える必要があると述べた。金現物相場は一時、6月5日以来の安値となる1オンス=1166.35ドルを付けたが、米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点では0.7%安の1171.05ドル。4~6月期を1%安で終える見通しで、4四半期連続の下落となる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは7.20ドル安の1オンス=1171.80ドル。ニューヨークのTDセキュリティーズのグローバル・メタルズの販売担当者は「単純に今、貴金属には魅力がないのだ。そこそこ良い値動きとなってもおかしくないこの情勢において、値を維持する買いが入らない」と指摘した。金融市場が混乱するとその恩恵を受けることが多い金相場であるが、今回は安全資産を求めた買いがほとんど入っていない。一方でドル指数(ドルの主要通貨バスケットに対する相場)は0.7%上昇し、金相場を圧迫した。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの金属ストラテジスト、マイケル・ウィドマー氏は「市場がギリシャを懸念していないことを金相場は示している。かつてほどシステム的に重要ではない。現時点でドルのほうが影響力は強い」と語った。30日の米株価は荒い値動きの中を上伸。本来金相場にとってプラス材料であるはずのギリシャ危機に直面しても、相場に力強さが見られないことは、投資家が年内の米利上げ開始に備える中、より広範な金の弱さを指し示している。ギリシャ問題の米国への影響は比較的軽度にとどまる見込みで、現在予想されている9月の利上げを変えるほどではないとみられる。[東京貴金属]金は反落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前日比34円安の4623円、他限月は32~39円安。日中立ち会いは、為替のドル高・ユーロ安を背景にニューヨーク時間外相場の伸び悩みを受けて安寄りした。その後、時間外が値を消したために下げ幅を広げ、午後は安値圏のもみ合いとなった。東京ゴールドスポット100の終値は32円安の4631円。銀は金の下げになびき、8月当ぎりと期先2限月が90銭~1円20銭安と軟調。10~2月きりは出合いがなかった。白金は反発。NY高を受けた手じまい買いに高寄りしたものの、その後は時間外の下落を眺めて伸び悩んだ。終値は8~17円高。パラジウムは48円安~変わらずと続落。

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