金相場(プラチナ)推移:2015年5月

金相場(プラチナ)国内推移:2015年5月

日付/品位 金相場 プラチナ
2015/5/1 ¥4,875 ¥4,702
2015/5/7 ¥4,899 ¥4,704
2015/5/8 ¥4,879 ¥4,671
2015/5/11 ¥4,909 ¥4,711
2015/5/12 ¥4,899 ¥4,675
2015/5/13 ¥4,922 ¥4,680
2015/5/14 ¥4,977 ¥4,724
2015/5/15 ¥5,006 ¥4,768
2015/5/18 ¥5,015 ¥4,803
2015/5/19 ¥5,039 ¥4,842
2015/5/20 ¥5,011 ¥4,796
2015/5/21 ¥5,033 ¥4,826
2015/5/22 ¥5,019 ¥4,815
2015/5/25 ¥5,037 ¥4,803
2015/5/26 ¥5,047 ¥4,821
2015/5/27 ¥5,032 ¥4,784
2015/5/28 ¥5,053 ¥4,776
2015/5/29 ¥5,060 ¥4,778

金相場(プラチナ)NY推移:2015年5月

日付/品位 金相場 プラチナ
2015/5/1 $1,182.40 $1,140.40
2015/5/4 $1,174.50 $1,129.70
2015/5/5 $1,186.80 $1,150.90
2015/5/6 $1,193.20 $1,148.80
2015/5/7 $1,190.30 $1,142.80
2015/5/8 $1,182.20 $1,131.40
2015/5/11 $1,188.90 $1,143.50
2015/5/12 $1,183.00 $1,127.30
2015/5/13 $1,192.40 $1,133.00
2015/5/14 $1,218.20 $1,150.80
2015/5/15 $1,225.20 $1,162.40
2015/5/18 $1,225.30 $1,169.10
2015/5/19 $1,227.60 $1,178.50
2015/5/20 $1,206.70 $1,150.90
2015/5/21 $1,208.70 $1,156.90
2015/5/22 $1,204.10 $1,152.30
2015/5/25 $1,204.00 $1,148.60
2015/5/27 $1,186.90 $1,124.10
2015/5/28 $1,185.60 $1,119.00
2015/5/29 $1,188.10 $1,116.30

金相場国内推移:2015年5月

金相場国内推移:2015年5月

プラチナ相場国内推移:2015年5月

プラチナ相場国内推移:2015年5月

金相場NY推移:2015年5月

金相場NY推移:2015年5月

プラチナ相場NY推移:2015年5月

プラチナ相場NY推移:2015年5月

2015年5月|金相場市況ニュース

5/29
5/28 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,188.10 +2.50
PT($/oz) 1,116.30 -2.70
銀(¢/oz) 1,666.90 +2.20
ドル/円 123.91
5/28、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸。ギリシャ問題への懸念や、米新規失業保険申請件数が予想外の増加を示したことを受け、ドルや株価が下落したことに支えられた。米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点では0.1%高の1オンス=1188.30ドル。一時1180.55ドルと、11日以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、2.50ドル高の1188.10ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、ギリシャが直面する事態の深刻さを強調。ユーロ圏初のデフォルト(債務不履行)を招く可能性を公に指摘した。これを受け、ドルは対バスケット通貨で0.2%下落した。一方、米新規失業保険申請件数は23日までの1週間で28万2000件と、前週比増加した。TD証券のバート・メレク氏は「市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融引き締めに着手する用意があるという、イエレン議長のかなりはっきりした発言に反応してきた」と指摘。「短期的に、レンジ内の傾向が強まるだろう。FRBの動向が注目されている」と語った。マッコーリーのマシュー・ターナー氏は「まるで恐怖が差し迫っている、試験が迫っているようだ。結局はそんなに悪くない結果となるかもしれないが、誰もがやや神経質になっており、大きなポジションに慎重になっている」と述べた。実需関連では、4月の中国の香港経由の輸入が8カ月ぶりの水準に減少した。[東京貴金属]金は反発。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前日比28円高の4718円、他限月は28~33円高。為替相場の円安・ドル高進行を強材料にポジション調整の買いが先行した。その後は、NY時間外高と円安を支援要因に水準を切り上げ、強地合いを保った。銀はまちまち。80銭安~30銭高。白金はおおむね続落。安寄り後は、NY時間外の強含みや円安を眺めて下げ幅を縮小するも、弱地合いを脱することはできなかった。16年4月先ぎりが2円安の4494円、ほかは4円安~変わらず。パラジウムは期先2限月が5営業日続伸し、15~19円高。先ぎりは継続足で3月12日以来の高値水準を付けた。

5/28
5/27 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,185.60 -1.30
PT($/oz) 1,119.00 -5.10
銀(¢/oz) 1,664.70 -9.90
ドル/円 123.58
5/27、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は一時2週間ぶり安値に下落したものの、横ばい水準に値を戻した。ドル相場は1カ月ぶり高値から反落したが、金相場は引き続き米国の早期利上げ観測に圧迫された。米東部時間午後2時53分(1853GMT)時点では0.1%高の1オンス=1187.70ドル。一時1183.76ドルと、12日以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、1.30ドル安の1185.60ドルで引けた。米経済指標の改善で、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測が強まったことを受け、金は今週だけで1.7%下落した。サクソ銀行のオレ・ハンセン氏は「きのうは二重のマイナス材料に打撃を受けた。何よりも22日から始まったドルの上昇だ」と指摘。「きょうは1170~1180ドルの下値支持レンジを控え、再び安定した」と語った。26日発表された米国の設備投資、消費者信頼感、住宅価格はいずれも、イエレンFRB議長が先週示した年内利上げに対する意欲を裏付ける内容だった。一方で、ギリシャの財政支援をめぐり債権者との合意が近づいたとの報道を受け、不安定な値動きを示していたユーロ相場は安定。株価は上昇した。RJOフューチャーズのエリ・テスフェイエ氏は「大きな売り圧力はない。テクニカルな売りは、1175ドルを割り込むまでは、積極化しないだろう」と語った。26日の金相場の急落は、アジアの需要喚起にはほとんど影響しなかった。MKSはノートで、「オーバーナイトでの大幅下落を受け、アジアから多少の関心が高まることを期待していたが、中国の取引がある程度の支えとなった以外、全般に落ち着いていた」と指摘した。[東京貴金属]金は3営業日ぶり反落。中心限月2016年4月先ぎりは前日比22円安の4690円、他限月は19~25円安で取引を終えた。日中立ち会いは、26日のニューヨーク金先物相場がドル高や年内の米利上げ観測を背景に下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後はNY時間外高などを受けて下げ渋る場面も見られたが、マイナス圏を脱することはできなかった。東京ゴールドスポット100は、25円安の4698円で引けた。銀は50~70銭安。6月きり、8月きり、12月きりは出合いがなかった。白金は軟調。16年4月先ぎりは30円安の4496円、ほかは26~38円安。パラジウムは堅調で、31~46円高。6月当ぎりは出合いがなかった。

5/27
5/26 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,186.90 -17.10
PT($/oz) 1,124.10 -24.50
銀(¢/oz) 1,674.60 -30.50
ドル/円 123.01
5/26、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場はドル高が一段と進む中、2%近く下落、一時1オンス=1185.35ドルの安値を記録した。米東部時間午後2時19分(1819GMT)時点では、1.7%安の1186.90ドル。下落率は4月30日以来の大きさ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、17.10ドル安の1186.90ドルで引けた。フォレックス・ドット・コムのファワド・ラザクザダ氏は「欧米の株価が大きく下落したにもかかわらず、奇妙なことに、いくらかの逃避買い以外は、関心を集めなかった」と指摘。「これは、最近の急激な回復と相反すると思う」と語った。4月の米国の設備投資計画が2カ月連続で着実に増加したことを受け、ドルは主要通貨バスケットに対し1.3%上昇した。4月の米新築一戸建て住宅販売は予想を上回る増加幅を示したほか、5月の米消費者信頼感指数も上昇。先週末に発表された米消費者物価指数(CPI)統計の強さや、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内利上げに意欲を示したことと合わせ、材料視された。三菱商事のジョナサン・バトラー氏は「米国から改めて好調な経済指標が発表されるか、利上げに意欲的な発言が出るか、いずれにせよ、それが金相場の最終的な決壊を目にする時だろう」と語った。バークレイズはノートで、金とドルの逆相関関係は再び強まり始めていると指摘。「FRBが9月に利上げに着手するという予想を踏まえ、第3四半期(7~9月)が金にとって最もマイナスの四半期になるという予想を維持するが、下落リスクは限られる公算が大きい」と分析した。一方、ギリシャの債務危機が悪化すれば、金需要を押し上げる可能性があるため、投資家は同国情勢にも注目している。[東京貴金属]金は続伸。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比17円高の4712円、他限月は14~18円高。日中立ち会いは、ニューヨーク時間外の堅調を眺めて高寄りした。その後、時間外は値を消したが、円相場の下落が買いを支えて小幅に値を伸ばした。銀は金の上昇を受けて変わらず~20銭高と堅調。8月きりと12月きりは出合いがなかった。白金は9~16円高と上伸。NY時間外高を反映して高寄りした後は、円安を手掛かりに水準を上げた。パラジウムは25~37円高と高い。6月当ぎりと10月きりは約定なし。

5/26
5/25 メモリアルデーのため休場。
終値
金($/oz) 休場
PT($/oz) 休場
銀(¢/oz) 休場
ドル/円 121.50

5/25
5/22 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,204.00 -0.10
PT($/oz) 1,148.60 -3.70
銀(¢/oz) 1,705.10 -8.10
ドル/円 121.51
5/22、[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前日比19円安の4679円、他限月は16~26円安。21日のニューヨーク金先物相場は、ポジション調整の売りに押され小反落した。東京は、NY安を映して整理売りが先行して始まった。その後は、NY時間外が強含みで推移する一方、円は引き締まりと強弱材料の綱引きとなり、日中始値付近でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、16円安の4693円。銀は期先中心に反落。終値は50銭安~変わらず。白金もNY安になびいて反落。16年4月先ぎりが10円安の4511円、ほかは9~18円安。パラジウムは期先2限月が6~17円高と反発して引けた。

5/22
5/21 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,204.10 -4.60
PT($/oz) 1,152.30 -4.60
銀(¢/oz) 1,713.20 +1.90
ドル/円 120.93
5/21、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落、経済の勢いが増していることを示す米指標を受けてドルが下げ幅を縮小したことが背景。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に利上げに踏み切る可能性がほぼない兆しが見られることが金相場を支えた。21日発表された先週1週間の米新規失業保険申請件数の増加幅は予想よりも若干大きかった。一方で、週ごとの変動をならすため、労働市場のトレンドをより正確に表すとされる、同申請件数の4週間平均は5500件減の26万6250件と、2000年4月以来の低水準だった。金現物相場は、米東部時間午後2時43分(1843GMT)時点で0.3%安の1オンス=1205.28ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、0.4%安の1オンス=1204.10ドルで引けた。シャープス・ピクスレーのロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「これまで金はかなり値上がりしてきており、あらゆる上昇は利益確定の機会とみなされてきた」と指摘。「市場は引き続き弾力的だ。押し目買いや、上昇時の売りが見られる」と語った。20日公表された米連邦準備制度理事会(FRB)の4月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、6月の利上げが時期尚早であろうとの政策担当者らの考えが示されていた。過去数週間で予想を下回る米経済指標が相次いだことで市場でもそのような見方が大勢だ。これら米指標はドルを圧迫し、金を5月14日に3カ月ぶりの高値の1232.20ドルに押し上げた。金相場は米利上げ時期をめぐる不透明感が足かせになり、3月半ば以来1170~1230ドルのレンジ内から抜け出せずにいる。ただ地合いは最近数日間で弱気に転じた。相場が3カ月ぶりの高値から後退したことが背景。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストからの金流出が引き続き地合いを損ねた。SPDRの金保有は20日に0.41%減の715.26トンと、4カ月ぶりの低水準になった。[東京貴金属]金は3日ぶり反発。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比25円高の4698円、他限月は26~30円高。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が前日の急落の反動による買い戻しに上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は始値付近でもみ合ったが、NY時間外が伸び悩んだことを受け、引けにかけて上げ幅を縮めた。銀は金の上昇になびき、50銭~90銭高と反発。10月きりは出合いがなかった。白金は17~29円高と3日ぶり反発。NY相場高に追随して高寄りした後は、決め手を欠き、もみ合ったが、引け間際に伸び悩んだ。パラジウムは約定された期先2限月が10~17円安。

5/21
5/20 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,208.70 +2.00
PT($/oz) 1,156.90 +6.00
銀(¢/oz) 1,711.30 +4.20
ドル/円 121.20
5/20、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で6月の利上げは時期尚早との見方が示されたことで、ドルが上げ幅を縮小。金も一時、高値を付けた。同日公表されたFOMC議事要旨では、4月の会合では、インフレが雇用の弱さによって相殺されているとの見方の多いことが示された。金現物は、米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1211.06ドル。FOMC議事要旨の発表後には、0.5%高の1213.36ドルまで値を上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、2.00ドル高の1208.70ドルで引けた。BMOキャピタル・マーケッツの非鉄・貴金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「4月のFOMC議事要旨からは、第1四半期の減速に対する懸念から、利上げに慎重な姿勢が示された」と指摘した。同氏は「利上げに向けた障害は依然として高く、9月前の利上げの可能性は極めて低いとみられる」とした上で、金属や債券には強気材料、ドルには弱気材料との見方を示した。MKS(スイス)のトレーディング責任者、アフシン・ナバビ氏は、FOMC議事要旨の公表に先立ち、「朝方の金相場は、1200ドルを割り込むようにみえたが、結局、水準を維持した。短期的には、1200~1215ドルのレンジで推移するとみられる」と話した。[東京貴金属]金は続落。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前日比28円安の4673円、他の限月は28~30円安。日中立ち会いは、19日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が、ドル高を背景に下落したことを受けて、手じまいなどの売りが先行した。その後は円安を手掛かりにやや下げ幅を縮小する場面もみられたが、取引終盤にNY金時間外相場が軟化したことから、再び下げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100の帳入値は28円安の4683円だった。銀は金の弱地合いになびいて下落し、1円10銭~1円50銭安で終了した。白金はNY安を受け下落。中心限月の16年4月先ぎりは、26円安の4503円、他の限月は22~27円安。日中立ち会いは、NY安を受けた売りが先行したあと、買い戻しにいったん下げ幅を縮めたが、午後はNY白金の時間外相場の下落を映して軟調となった。パラジウムは閑散で小動き。約定した期先2限月は4円安~1円高で大引けた。

5/20
5/19 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,206.70 -20.90
PT($/oz) 1,150.90 -27.60
銀(¢/oz) 1,707.10 -66.10
ドル/円 120.68
5/19、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は5営業日続伸の後で反落。強めの米経済指標を受けてドルが上げ幅を拡大したことが背景。また欧州中央銀行(ECB)が債券買いをペースアップする可能性を示唆したことを受けて世界的に株価が上昇した。堅調な10年物米国債利回りに加え、直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨発表を20日に控えた不透明感も金に対する地合いを圧迫した。金は利子を生まないことから、米国債利回りや他の金融資産の投資収益の上昇は金保有の機会費用を増やし、金にとって弱材料とみなされている。19日発表された4月の米住宅着工件数が約7年半ぶりの高水準だったことを受けて金現物相場は1%超下落した。相場は米東部時間午後2時39分(1839GMT)時点では1.5%安の1オンス=1207.30ドル。18日は3カ月ぶりの高値の1232.20ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは1.7%安の1206.70ドルで引けた。豪投資銀行マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「レバレッジのかかったマーケットと中央銀行の金融緩和への強迫観念が合わさると、受け取り方のわずかな違いが資産価格のかなり大幅な変化につながり得る」と指摘。「ハト派が優勢な時期があり、それが金相場の弱々しい上昇の引き金となった。今はより良い内容の米経済指標が出たことでいくらか相場の反落が見られる」と語った。最近の雇用、小売売上高、消費者信頼感に関する米経済指標が経済の弱さを指し示す内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)が目先は利上げに踏み切れないとの臆測が強まったことを受けて、金は18日まで5営業日続伸していた。2008~09年の金融危機以来、金利が超低水準にあることが金相場の追い風になってきた。ドルは19日、主要通貨のバスケットに対し1.1%上昇した。ECBのクーレ専任理事が18日、ECBが量的緩和政策である債券買いを5月と6月に増やすと述べたことを受けて、欧州株も1%余り上伸した。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの金保有が18日に4カ月ぶりの低水準の718.24トンに減少したことも投資家の金投資意欲を低下させた。[東京貴金属]金は5営業日ぶりに反落。中心限月2016年4月先ぎりが前日比15円安の4701円、ほかが12~16円安で取引を終えた。日中立ち会いは、利益確定の売りが先行し、安寄りした。あとニューヨーク金時間外相場の下落を背景とした売りが出て、下げ幅を広げた。東京ゴールドスポット100は、14円安の4711円で大引けた。銀は、10月きりの変わらずを除き、10銭~60銭安と反落。白金は総じて軟調。高寄り後、NY白金時間外安を受けた利食い売りが優勢となり、マイナスサイドに落ち込んだ。終値は、16年4月先ぎりが3円安の4529円、ほかは6月当ぎりの1円高を除き、4~10円安。パラジウムは11~26円安。8月きりと10月きりは取引が成立しなかった。

5/19
5/18 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,227.60 +2.30
PT($/oz) 1,178.50 +9.40
銀(¢/oz) 1,773.20 +16.90
ドル/円 119.93
5/18、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は5営業日続伸。一連の米経済統計の弱さを受けて連邦準備制度理事会(FRB)が当面利上げを控えるとの観測が強まり、3カ月ぶりの高値を付けた。金現物は先週、3%上昇。週間ベースの上昇幅は4カ月ぶりの大きさとなった。米雇用市場や小売売上高、消費者信頼感が振るわなかったことから、アナリストらは利上げは差し迫っていないと判断。金相場の重しがやや軽減された。金現物は米東部時間午後2時36分(1836GMT)時点で0.1%高の1224.87ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは2.30ドル高の1227.60ドルで引けた。キャピタル・エコノミクスのアナリストは「米国の統計は予想よりも大幅に弱く、6月か7月の利上げ予想は後退した。われわれはFRBの利上げは9月になる公算が大きいとみている。弱い統計が続けば、金相場は強く反応するだろう」と指摘した。金相場はこの日、2月中旬以来の高値の1232.20ドルの高値を付けた。ただ、ドルが対ユーロで約1%上昇する中で値を削った。投資家は、利上げ時期の手掛かりを探るべく、20日に公表される4月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨に注目している。フォレックス・ドットコムのフォワド・ラザクザダ氏は「ギリシャの懸念が市場にくすぶり、米利上げ観測が後退し、さらに欧州株がやや鈍る中で、安全な逃避先としての金を保有する機会コストは低下したようだ」と述べた。[東京貴金属]金は4営業日続伸。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前週末比47円高の4716円、他限月は46~48円高。日中立ち会いは、先週末15日のニューヨーク金先物相場が市場予想を下回る米経済指標を受けてやや強含んだことから、売方の手じまいが先行。その後もNY時間外の下げ渋りや円の軟化を映して水準を上げ、終盤には時間外の急伸を眺めて買いに勢いがついた。先ぎり継続足は一時2月12日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。東京ゴールドスポット100は、48円高の4725円。銀は4営業日続伸。1円~2円10銭高で引けた。白金は3営業日続伸。底堅く推移するNY時間外と円の緩みを材料に水準を切り上げ、この日の高値圏で取引を終えた。先ぎりが46円高の4532円、ほかは45~51円高。先ぎり継続足は約1カ月ぶりの高値を付けた。パラジウムは上伸。当ぎりが50円高、期先2限月が33~34円高で取引を終えた。8~12月きりは約定されなかった。

5/18
5/15 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,225.30 +0.10
PT($/oz) 1,169.10 +6.70
銀(¢/oz) 1,756.30 +9.80
ドル/円 119.18
5/15、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は3カ月ぶり高値近辺の水準を維持した。週間ベースの上げ幅は1月中旬以来の大きさとなる見通し。軟調な内容となった5月の米ミシガン大消費者信頼感調査がドル相場の重しとなり、米早期利上げ観測が後退した。同調査発表後にドルは対ユーロで下落し、金は3日続伸。前日は2月中旬以来の高値となる1オンス=1227.04ドルを付けた。金現物は米東部時間午後2時33分(1833GMT)時点で0.3%高の1224.53ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは10セント高の1225.30ドルで引けた。金相場は今週に入って3%上昇している。最近の経済指標は、連邦準備制度理事会(FRB)が6月に利上げを開始するには、経済に十分な強さがないとの市場の見方を支持する内容となっている。コメルツバンクのアナリスト、ユージン・バインベルク氏は「米国の経済指標が軟調なままであれば、今回の(金の)上昇には将来性がある」と指摘。「指標が一段と弱い方向に動けば、マーケットは米利上げ時期の手掛かりを探すようになるだろう」と述べた。[東京貴金属]金は3営業日続伸。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前日比29円高の4669円、他限月は26~30円高。日中立ち会いは、14日のニューヨーク金相場が、弱い米経済指標を受けて上伸した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は、NY時間外安と円安・ドル高の綱引きとなり、小幅レンジでもみ合った。先ぎりは、夜間立ち会いで4686円まで上昇し、継続足で3月3日(4697円)以来の高値を付けた。銀は80銭~1円90銭高。白金もNY高になびき、33~42円高と続伸。高寄り後も円安を眺めて上伸し、この日の高値圏で終了。パラジウムは期先2限月が7~10円高と堅調に引けた。

5/15
5/14 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,225.20 +7.00
PT($/oz) 1,162.40 +11.60
銀(¢/oz) 1,746.50 +24.40
ドル/円 119.09
5/14、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は一時3カ月ぶりの高値を付けた。この日発表されたまちまちの米経済指標を受けて米早期利上げ観測が後退し、ドルが圧迫されたことが背景。金現物は一時、2月17日以来の高値となる1オンス=1227.04ドルまで上昇。米東部時間午後2時28分(1828GMT)時点は0.5%高の1221.43ドルで取引された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは7ドル高の1225.20ドルで引けた。このままいけば金は週間ベースで1月以来の上げ幅となる見通し。4月の米小売売上高が前月比横ばいとなり、ドルが3カ月ぶりの安値を付けたことに伴い、13日に金は2%近く上昇していた。この日発表された9日までの1週間の米新規失業保険申請件数は減少し、先月付けた15年ぶりの低水準に接近した。一方で、ドル高や原油安を受けて4月の生産者物価指数(PPI)は低下した。BMOキャピタル(ニューヨーク)の金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「これらの指標は米市場にとって明るい材料だ。失業率の低下と低インフレは魅力的な組み合わせだ」などと語った。[東京貴金属]金は大幅続伸。中心限月2016年4月先ぎりが前日比57円高の4640円、ほかが51~56円高で取引を終えた。日中立ち会いは、13日のニューヨーク金先物相場が弱い米経済指標を受けた手じまいや強気の買いに急伸したことから、売方が手じまいを急ぎ、高寄りした。その後は、決め手となる材料が乏しく、全般が日中始値近辺でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、53円高の4651円で大引けた。白金は上伸。NY白金高を受けて高寄りした後も堅調に推移し、16年4月先ぎりが47円高の4446円、ほかが33~47円高で取引を終えた。パラジウムは出合いのあった期先2限月が15~16円安。

5/14
5/13 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,218.20 +25.80
PT($/oz) 1,150.80 +17.80
銀(¢/oz) 1,722.10 +69.50
ドル/円 119.00
5/13、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は約2%急伸、1オンス=1200ドルを上回る水準に上昇し5週間ぶりの高値を付けた。米雇用関連指標が失望感を感じさせる内容だったことを受けて、ドル相場が3カ月ぶりの安値となったことが背景。4月の米小売売上高は、消費者らが自動車の購入や大型品の支出を手控える中、前月比横ばいとなった。これは米経済の力強い回復が依然難しい状況であることを示唆している。金現物は一時5週間ぶりの高値となる1オンス=1218.80ドルを付けた。小売売上高発表後にテクニカルな買いが優勢になり、100日および200日移動平均を突破した。米東部時間午後2時38分(1838GMT)時点では、1.8%高の1214.60ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、2.2%高の1218.20ドルで終了した。ドルが軟化したほか、世界的に債券市場が不安定になっていることから、金は前日の1%高からさらに上げ幅を広げる展開となった。ドルは対主要通貨バスケットで1%下落。米指標発表を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ開始時期が先送りされるとの観測が広がった。[東京貴金属]金は反発。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前日比26円高の4583円、他限月は25~30円高。日中立ち合いは、12日のニューヨーク金先物相場がドル安・ユーロ高進行などを強材料に反発した流れから買いが先行した。高寄り後はもみ合う場面もみられたが、取引中盤以降は底堅いNY時間外と円相場の軟化を眺めて強含んだ。東京ゴールドスポット100も反発。28円高の4598円。銀も反発。50銭高~1円20銭高。白金は小幅まちまち。日中立ち合いは小幅な上下動を繰り返すも、決め手難からポジションを一方向に傾けづらく、方向感を欠いた。16年4月先ぎりが2円安の4399円、ほかは2円安~1円高。パラジウムは反発。約定された期先2限月が、ともに8円高で終了した。

5/13
5/12 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,192.40 +9.40
PT($/oz) 1,133.00 +5.70
銀(¢/oz) 1,652.60 +21.20
ドル/円 119.72
5/12、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反発、約1%上伸した。世界全体で債券売りが進み、ドル相場や欧州の株価が軟化したことが要因。金現物は一時取引時間中の高値となる1196.60ドルを付け、米東部時間午後3時(1900GMT)時点では、0.8%高の1オンス=1193.35ドル。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、前日終値比9.40ドル高の1192.40ドルで終了した。ドル指数は0.5%安となり、金相場を下支えた。米10年債利回りはここ数週間で上昇。ドイツ国債の利回りも上昇し、2.3%を上回り6カ月ぶり高水準となった。国債の利回り上昇は、通常金にとっては重しとなる。だが、他市場が弱含んでいることで、そうした下値圧力は打ち消されている。金は欧州の株価急落にも下支えられた。コメルツバンクのアナリストは、債券の利回りが上昇する一方で、ドルの軟化や株価が弱含んだことが金相場の上昇要因と指摘した。さらに、「独10年債利回りは0.1%を下回る水準から約0.8%に上昇し、これは昨年12月以来の高水準だ。また、米10年債利回りも、4月後半に2%を下回っていたのがきょうは6カ月ぶり高水準の2.36%に上昇した。実質金利の上昇は金にとってはネガティブだ」と話した。[東京貴金属]金は反落。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比13円安の4557円、他限月は9~13円安。日中立ち会いは、11日のニューヨーク相場が為替のドル高・ユーロ安や米長期金利の上昇を受けて反落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。午前は、下げ渋る場面もあったが、午後はNY時間外安に押され、日中始値付近で大引けた。銀は金の下げに追随し、40銭~70銭安と軟調。8月きりは出合いがなかった。白金は反落。NY安を受けて安寄りした後、NY時間外の堅調になびいて下げ渋った。終値は30~36円安。パラジウムは約定されなかった6月当ぎりを除き、同33~59円安と下落。

5/12
5/11 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,183.00 -5.90
PT($/oz) 1,127.30 -16.20
銀(¢/oz) 1,631.40 -15.10
ドル/円 119.93
5/11、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は軟化した。米連邦準備制度理事会(FRB)は2015年遅くまで利上げしないとの観測を裏付けるような米経済指標は好感されたが、ギリシャ債務問題の先行き懸念を背景に、ドル相場が対ユーロで反発したことの影響が大きかった。金現物は米東部時間午後3時05分(1905GMT)時点で0.4%安の1オンス=1183.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは前日終値比0.5%安の1183.00ドルで終了した。ドル相場は、ユーロの弱さを主因に、対主要通貨バスケットで0.2%上昇した。ギリシャのバルファキス財務相は、同国の流動性は「極めて差し迫った」状況に直面しており、欧州連合(EU)ユーロ圏諸国による対ギリシャ支援融資の拠出に向け、今後数週間内に合意する必要があると述べた。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「相場は一段と弱気になった。ギリシャ危機は、(市場関係者を)取引に踏み切らせるには十分でないようだ。13日は米小売売上高の統計が発表される。8日発表された(米雇用)統計に続き、(FRBが)9月に利上げを行うかどうかを占う試金石となる可能性がある」と話した。世界最大の金塊上場投資信託、SPDRゴールドトラストの8日時点の金塊保有量は、15年になって最も大きく減少した。モルガン・スタンレーはリポートで「弱地合いが続く公算が大きい。ドル相場は下落から切り返し、引き続き金塊のロングに売りが出るというのが中期的な見通しだ」と指摘した。一方、キャピタル・エコノミクスはリポートで「FRBが早期の金融引き締めに動けば、金相場は一定の間、1200ドルを大幅に下回る水準に下落する下振れリスクはあるが、ギリシャ危機の拡大に伴う上振れリスクのほうが大きい」との見解を示した。[東京貴金属]金は上伸。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前週末比18円高の4570円、他限月は17~20円高。先週末8日のニューヨーク金先物相場は、米国の早期利上げ観測の後退などを受けて小反発した。東京はNY高を映し、売方の手じまいが先行。その後はNY時間外の弱含みにより伸び悩む場面もみられたが、終盤にかけては再び買い戻された。東京ゴールドスポット100は、20円高の4580円で終了した。銀は期中以降が20~40銭高で引けた。白金はNY高を反映して3営業日ぶり反発。16年4月先ぎりが25円高の4434円、ほかは22~28円高。パラジウムは大幅高。出合いのない6月当ぎりを除いて、40~60円高。

5/11
5/8 金相場、プラチナ相場上昇。
終値
金($/oz) 1,188.90 +6.70
PT($/oz) 1,143.50 +12.10
銀(¢/oz) 1,646.50 +16.80
ドル/円 119.62
5/8、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は小反発。3月分の米雇用統計の就業者数下方修正を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が近い将来の利上げを見送るとの観測が強まった。この日発表された4月の米雇用統計によると、失業率は約7年ぶりの低水準の5.4%を記録しており、引き続き年内にFRBの利上げが行われる可能性が示された。だが、前月3月の非農業部門就業者数はわずか8万5000人増に下方修正され、2012年6月以来の低調な数字となった。米国で6月に利上げが行われるとの予想は、まちまちな経済指標を背景に、年内の後半へと後ずれしている。金現物は米東部時間午後2時55分(1855GMT)現在、0.3%高の1オンス=1187.52ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の6月きりは6.70ドル高の1オンス=1188.90ドルで引けた。RBCキャピタル・マーケッツの貴金属ストラテジスト、ジョージ・ゲロ氏は「4月の米雇用統計は、短期的には利上げがありそうにない状況を示している」と指摘。雇用統計を受け、前営業日まで2日間の下落局面でショートを積み増した投資家の間で、ショートカバーが誘われたという。雇用統計発表後、ドル相場は対主要通貨で上げ幅を削り、米国の株は値を上げた。米国の金融政策の不透明感を背景に、投資家が様子見姿勢を示す中、3月半ば以降、金相場は約50ドルの狭いレンジで浮動している。トレーダーらによると、先週1200ドルを超える水準で上げを維持できなかったことも、相場の圧迫要因だという。MKSの取引責任者、アフシン・ナバビ氏は「割合早い時期に、1100ドルの水準を試すはずだ」と述べた。[東京貴金属]金は小幅まちまち。中心限月2016年4月先ぎりが前日比変わらずの4552円、ほかが2円安~1円高で取引を終えた。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場が良好な米経済指標や対ユーロでのドル高を受けた買方の手じまいに続落したことから、売り先行で始まった。寄り後は、円がドルに対して軟化したことから、全般が水準を切り上げた。東京ゴールドスポット100は2円安の4560円で終了。銀は10~30銭安。8月きりと12月きりは取引が成立しなかった。白金は小幅続落。安寄り後、NY白金時間外相場の底堅さを眺めた売方の手じまいに下げ幅を縮め、16年4月先ぎりが7円安の4409円、ほかは2~9円安で取引を終えた。パラジウムは出合いのなかった10月きりを除き、19円安~15円高で大引けた。

5/8
5/7 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,182.20 -8.10
PT($/oz) 1,131.40 -11.40
銀(¢/oz) 1,629.70 -20.90
ドル/円 119.70
5/7、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落。ドル高や金利高を背景に投資資産としての金の魅力が低下した。米国の利上げ時期の不透明感にも圧迫された。金現物は、米東部時間午後2時14分(1814GMT)時点で0.8%安の1オンス=1182.31ドル。節目の1200ドルの水準を5営業日連続で下回った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、8.10ドル安の1オンス=1182.20ドルで引けた。ABNアムロのアナリスト、ジョージェット・ブレ氏は「現時点では、金利の上昇が金相場軟調の主な要因だ」と指摘した。2月中旬以降の金相場は1142~1224ドルと、約80ドルの狭いレンジ内で推移している。1月のレンジは約150ドルだった。米欧ともに金利は上昇基調にある。原油相場の回復を受け、デフレ懸念が緩和しているほか、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げも予想されている。金には利息が生じないため、米国債などの利回り上昇は、金相場に対してはネガティブな材料。ドイツ国債10年物の利回りは6日に今年最高を記録したほか、米国債10年物の利回りも7日に5カ月ぶりの高水準となった。ドルの堅調も、金相場の上値を抑えたという。FRBのイエレン議長は、金融政策の正常化に伴い、米国の長期金利が上昇し、金融市場に混乱を招く可能性があると警戒感を示した。ANZはリポートで「金利急騰に関するイエレン議長の発言は、金相場の重しとなった」と指摘した。[東京貴金属]金は3営業日ぶり反発。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前営業日比16円高の4552円、他の限月は7~18円高。日中立ち会いは、東京市場の連休中に対ユーロでドル安が進み、ドル建ての金相場に買いやすさが広がったことを眺めて、値頃買いが先行して始まった。その後は、ニューヨーク金の時間外相場が下落したことから上げ幅を縮小。午後は材料難から方向感を欠いた。この日スタートした新しい取引の「東京ゴールドスポット100」は、4565円の初値を付け、その後は同水準を挟んだ動きとなり、4562円で取引を終えた。銀は金になびいて小反発。20銭~1円高で終了した。白金は4営業日ぶり小反落。中心限月の16年4月先ぎりは3円安の4416円、他の限月は4~14円安。小幅まちまちで始まった後、NY白金の時間外相場の下落を眺めて弱含んだ。パラジウムは続伸し、8~21円高で引けた。

5/7
5/6 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,190.30 -2.90
PT($/oz) 1,142.80 -6.00
銀(¢/oz) 1,650.60 -7.30
ドル/円 119.39
5/6、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落。米10年債利回りの上昇が、ドルの急落、弱めの米経済指標、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月会合で利上げを行う可能性への疑念を打ち消した。金現物相場は米東部時間午後3時10分(1910GMT)時点で0.2%安の1オンス=1190.01ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、2.90ドル安の1オンス=1190.30ドルで引けた。米10年債利回りが2カ月ぶり高水準に上昇したことが、利子を生まない金塊の相場を圧迫した。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「金相場と最も相関性が高い米国の実質金利が上昇した。それが金相場を主導している」と指摘。同氏は、FRBが市場が現在予想しているよりも早期に利上げするとの見方だ。ドルは通貨バスケットに対し1%下落。6日発表された米国の4月の雇用関連統計で就業者数が伸び悩んだことで、FRBが6月の金融政策会合で利上げを行わないとの見方が強まった。これは金塊需要を増やす可能性がある要素となる。ダンスケ銀行のシニアアナリスト、ジェンズ・ペダーセン氏は「ドル安は明らかに支援材料だ。FRBの利上げを背景としたドル高が今後あるかどうかが、金相場にとっての不確定要素だ。われわれは9月利上げを予想する」と語った。今週FRB当局者らからは、利上げの可能性がある時期についてまちまちなシグナルが発せられており、見通しは不透明だ。投資家らは8日の米雇用統計を待っている。同統計は米経済状態や、利上げ時期を判断する手掛かりになるだろう。金相場は先週節目の1200ドルを割り込んで以来、その水準を回復していない。キャピタル・エコノミクスはメモで、「1200ドルは金にとって重要な下値支持線だと考える。相場がこの水準を割り込むと需給面で反応があるからだ。もし米金利上昇に対する金市場の反応が特に悪いものであれば、相場は1200ドルを大幅に割り込む可能性もある」と話した。

5/1
4/30 金相場、プラチナ相場下落。
終値
金($/oz) 1,182.40 -27.60
PT($/oz) 1,140.40 -21.10
銀(¢/oz) 1,612.40 -54.60
ドル/円 119.32
4/30、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落。予想よりも好調な米雇用指標を受けて米早期利上げ観測が再燃するとともに、安全資産である金が売られた。この日発表された25日までの1週間の米新規失業保険申請件数は季節調整済みで26万2000件と、前週に比べ3万4000件減少。2000年4月以来の低水準となった。一方、3月の米個人消費支出は前月比0.4%増と、2月(0.2%増)に続き増加。4月のシカゴ地域の景況指数(シカゴPMI)も予想を上回る上昇率となった。金現物は一時、2.3%安の1オンス=1176.80ドルまで下落した。米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点は1.8%安の1183.03ドル。月間ベースでは3カ月続落となる見通し。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは27.60ドル(2.3%)安の1182.40ドルで引けた。サクソバンクの上級マネジャー、オーレ・ハンセン氏は「(きょうの軟調な金相場は)力強い雇用創出を示した米経済指標が引き起こしたようだ」と指摘。「前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、(経済減速は)季節的なもので心配し過ぎることはないとの指摘があったが、その内容を裏付ける一連の指標が出たことで金市場にやや警戒感が広がった」と述べた。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前営業日比2円安の4581円、他限月は10月きりの2円高を除いて2~3円安。29日のニューヨーク金先物相場は利食い売りなどに押され反落したものの、水準は28日の東京終値時点に比べて高かったため、東京は買い先行で始まった。その後は序盤に高値圏でもみ合うも、中盤以降はNY時間外の軟調や円相場の対ドルでの引き締まりを眺めて買方が手じまいに動き、おおむねマイナス圏に値を沈めた。銀は出合いがなかった当ぎりを除いて続伸。40銭~1円80銭高。白金は続伸。高寄り後は、NY時間外安や円高を映して上値を削った。16年4月先ぎりが12円高の4417円、ほかは6~17円高。パラジウムは10月きりと期先2限月が続伸。2~30円高。

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