金相場ニュース – 2017/3/22

金相場ニュース

金 4,786円 (+13)

プラチナ 3,747円 (-21)

NY金 1,246.50ドル (+12.50)

NYプラチナ 971.40ドル (-1.00)

3/21、ニューヨーク市場の金現物相場は約3週間ぶりの高値水準まで上伸した。フランス大統領選挙候補の討論会で、中道系独立候補のマクロン前経済相が優勢なパフォーマンスを見せたことと、近い将来の米利上げ予想が後退し、米ドルが下落したのが要因。ドルは6週間ぶりの安値を記録。10年物米国債と米・欧州株式は共に売られ、金塊価格を押し上げた。金現物は米東部時間午後2時50分(1850GMT)時点で0.9%高の1オンス=1244.48ドル。一時、3月2日以来の高値となる1247.60ドルを付けた。
 米市場の金先物は1%高の1246.50ドル。金塊は米金利に大きな影響を受ける。利上げ後、ヘッジファンドや資金マネジャーたちは金の先物市場で買い持ちポジションを大きく減らしている。
 ロジック・アドバイザーの共同設立者、ビル・オニール氏は「ファンド勢は機会を逸したが、きっと戻ってくるだろう」と予想。一方「市場を神経質にするものがたくさんある」と付け加えた。
 東京貴金属の金は3営業日ぶりに反落。終値は、中心限月2018年2月先ぎりが前営業日比14円安の4442円、ほかが15~19円安。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を受け、売りが先行して始まった。その後、取引中のニューヨーク金相場の軟調推移を映し、下げ幅を拡大した。ゴールドスポットは20円安の4451円で大引けた。銀は20銭安~40銭高と小動き。4月当ぎりと8、10月きりは出合いがなかった。
 白金は続落。高寄り後、NY相場の軟化を眺め、マイナス圏に引き緩む限月が相次いだ。終値は、18年2月先ぎりが10円安の3473円、ほかが10月きりの4円高を除き7~9円安。この日スタートした白金限日(プラチナスポット)は、初値が3549円と、基準値3492円を上回った。その後も堅調に推移したが、大引けにかけてNY安を背景に値を消し、結局、3485円で取引を終えた。出来高は1万9606枚。パラジウムは約定した期先2限月が22~28円高。

金相場ニュース – 2017/3/21

金相場ニュース

金 4,773円 (-5)

プラチナ 3,768円 (+27)

NY金 1,234.00ドル (+3.80)

NYプラチナ 972.40ドル (+9.40)

3/20、ニューヨーク市場の金現物相場は2週間ぶり高値に上伸した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議における米政権の保護主義的なスタンスを受けたドル安が背景。金現物は1814GMT(日本時間午前3時14分)時点で、0.44%高のオンス当たり1233.92ドル。一時6日以来の高値となる1235.50ドルを付けた。
 米市場の金先物は0.3%高の1234.00ドル。RJOフィーチャーズのシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は「金相場は一段高になり、1250ドルの水準を目指す」と予想。「米連邦準備制度理事会(FRB)がそれほど利上げに積極的だとは思わない。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐっては不透明感が強く、ロシアをめぐる問題も浮上している」と語った。
 コミー米連邦捜査局(FBI)長官がロシアの米大統領選挙介入で、トランプ陣営の関与を捜査していると発言したことを受け、金相場は変動した。G20が長年の慣行となっている自由貿易指示を取り下げたこともリスク志向の冷や水となり、株価やドル、原油を圧迫。投資家らは安全資産とされる金に買いを入れた。金相場は先週15日のFRB金融政策発表前に付けた直近安値から35ドル以上上伸した。
 独コメルツバンクはリポートで「連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げにそれほど前向きではないハト派的な見通しが、依然として相場に響いている」と分析。「投機筋はFOMC前、ネットのロング・ポジションを圧縮していたが、金に舞い戻っている」と指摘した。
 ロイター通信のテクニカル・アナリスト、ワン・タオ氏は、金現物の上値抵抗線を1237ドルとした上で、この水準を抜ければ1243ドルまで上げる可能性があるとの見方を示した。

金相場ニュース – 2017/3/18

金相場ニュース

金 4,778円 (-)

プラチナ 3,741円 (-)

NY金 1,230.20ドル (+3.10)

NYプラチナ 963.00ドル (+4.60)

3/17、ニューヨーク市場の金現物相場は続伸した。このまま推移すれば、週間ベースでは3週間ぶりの上昇となる。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに関して慎重なメッセージを出したことで、ドル指数が約5週間ぶりの低水準となったことが背景。FRBは15日、予想通り利上げを決めた。ただ、今年の想定利上げ回数は3回を維持。4回の可能性を示唆すると期待していた一部投資家を失望させている。
 金現物は米東部時間2時53分(1853GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1229.40ドル。17日に付けた6日以来の高値1233.13ドルをやや下回る水準で推移している。FRB声明を受け、15、16両日で2.3%上昇した。USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「きょうは全てが落ち着いていた。ここ数日間に見られた上昇は債券や株式の影響と関連がある」と語った。
 米市場の金先物4月きりの清算値は0.3%高の1230.20ドル。ICBCスタンダード銀行のトム・ケンダル氏は、トランプ米大統領がこれまで、約束した景気刺激策を実行できていないことがFRBに影響を与えた可能性があると指摘した。
 東京貴金属の金は続伸。終値は、中心限月2018年2月先ぎりが前日比5円高の4456円、ほかが4~6円高。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク金先物相場と円相場が前日の東京市場大引け時点とほぼ同水準で推移し、決め手材料難から小動きで始まった。その後は、NY金が動意を欠く中、円がやや軟化したのを眺めて水準を切り上げたが、午後はもみ合いに終始した。東京ゴールドスポット100は4円高の4471円。銀は約定した4月当ぎりと期先2限月が30~60銭安。
 白金は反落。終値は、18年2月先ぎりが43円安の3483円、ほかが38~66円安。安寄りした後、取引中のNY相場の弱地合いを眺めて軟調に推移した。パラジウムは約定した期近と期先の計4限月が9円安~1円高。

金相場ニュース – 2017/3/17

金相場ニュース

金 4,778円 (+11)

プラチナ 3,741円 (-20)

NY金 1,227.10ドル (+26.40)

NYプラチナ 958.40ドル (+21.60)

3/16、ニューヨーク市場の金現物相場は続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が緩やかな利上げを示唆し、ドル指数が5週ぶりの低水準になったことで、買いが入った。金現物は1903GMT(日本時間午前4時03分)時点で、0.7%高のオンス当たり1227.43ドル。一時6日以来の高値となる1233.13ドルを付けた。米市場の金先物4月きりの清算値は2.2%高の1227.10ドル。FRBは15日、政策金利を予想通り引き上げたが、金融引き締めペースの加速を計画していないとの姿勢を示した。スプロット・アセット・マネジメントの上級ポートフォリオ・マネジャー、トレイ・ライク氏は「市場参加者らは、FRBの声明などがより利上げに前向きなタカ派的になると考えていたようだ」と話した。サクソ銀行の商品戦略部門責任者、オレ・ハンセン氏は「タカ派的な利上げ予想から連邦公開市場委員会(FOMC)声明前は実質金利が押し上げられたが、金融政策の指針が変更されないハト派的な利上げだったことで、金相場は若干回復した」と分析した。金相場は米金利の上昇に非常に敏感。金利上昇で、利子が付かない資産の金を保有する機会コストが増加するほか、ドル高を招くことでドル建ての金を圧迫する。ハンセン氏は一方で、「オランダ総選挙で欧州の政治リスクが高まらず、金の上昇をやや抑制した」とみている。オランダのルッテ首相率いる与党が、極右・自由党の挑戦を退けて勝利した。スプロットのライク氏は「ユーロがすぐには崩壊しないという、投資家にとっては非常に強い選挙結果になった」と話した。東京貴金属の金は上伸。終値は、中心限月の2018年2月先ぎりが前日比23円高の4451円、他の限月は24~28円高。米連邦準備制度理事会(FRB)が緩やかな金融引き締めの姿勢を示し、ニューヨーク金相場が急伸したことから、日中立ち会いは買いが先行した。午前中は取引中のNY金相場が堅調に推移する中、強含みで推移した。午後は買い一服感が広がり、プラス圏でもみ合った。東京ゴールドスポット100は28円高の4467円で取引を終えた。銀はおおむねしっかり。10月きりの20銭安を除き、80銭~1円20銭高で終了した。白金は反発。18月2月先ぎりは59円高の3526円、他の限月は57~72円高。ニューヨーク白金相場の上昇を受けた買いが入った、パラジウムは16~63円高だった。

金相場ニュース – 2017/3/16

金相場ニュース

金 4,737円 (-15)

プラチナ 3,714円 (-8)

NY金 1,202.60ドル (-0.50)

NYプラチナ 938.90ドル (-2.30)

3/15、ニューヨーク市場の金現物相場は急伸し、1週間ぶり高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の利上げを決めたものの、緩やかな金融引き締めスタンスを維持したのを受けた。FRBは声明で、一段の利上げは「緩やか」とし、今年はあと2回、来年は3回の利上げ見通しを堅持した。これを受け、ドル指数は2週間ぶり低水準となり、金相場を押し上げた。ドル安はドル建ての金を割安とする。金現物は1901GMT(日本時間午前4時01分)時点で、1.6%高のオンス当たり1217.81ドル。一時1219.36ドルと、7日以来の高値を付けた。BMOキャピタル・マーケッツの非鉄・貴金属トレーディング部門ディレクター、タイ・ウォン氏は「金は1200ドル近辺を推移していたが、FRBの声明を受けて急伸した」と指摘。「FRBは利上げをできる限り緩やかな形にするという『甘い親』として振る舞うことに明らかに満足している」と話した。金利上昇は、金利の付かない金保有の機会コストを高める。東京貴金属の金は期先が反発。終値は、中心限月2018年2月先ぎりが前日比4円高の4428円、ほかが2円安~4円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場の下落や為替の円高・ドル安を受け、続落して始まった。その後、NY相場が水準を切り上げたことから、下げ幅を縮小。この日の高値圏で取引を終える限月が相次いだ。東京ゴールドスポット100は、前日比3円安の4439円。銀は小動き。終値は40銭安~10銭高。4、10月きりは出合いがなかった。白金は小幅続落。安寄りしたものの、NY高を背景に値を戻し、2月先ぎりが4円高の3467円、ほかが1~10円安で大引けた。パラジウムは7~90円安と軟調。6月きりは約定しなかった。

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